2014年07月25日

レオン・・・

それとなくTVを観ていましたら、丁度1994年作の「レオン」を放映していました。随分昔の映画で、私も何度か観た映画ですが、今回観た感想は殺し屋レオン役のジャン・レノは言うに及ばず、家族全員を殺されてしまったマチルダ役のナタリー・ポートマンから目が離せなくなってしまいました・・・

当時わずか13歳にしてこの演技力・・・話しの内容は、少々血生臭く少年少女には見せたくない映画ですが、大人の女性と少女の間を行ったり来たりする演技にはまさに脱帽・・・

それを引き立てるジャン・レノも、人命軽視(なんせ殺し屋ですから・・・)を抜きにしても、やっぱり素晴らしい・・・




さて、天才子役は子役のうちが花なんて事はざらですが、ナタリー・ポートマンの方は、その後の活躍が素晴らしいそうです・・・

ただ、あっ、「レオン」の「マチルダ」だって言う印象ではありませんから、それ程「レオン」での印象が強かったのでしょうか・・・  


Posted by shin344 at 10:38Comments(0)映画

2011年02月09日

七つの贈りもの・・・

チャンネルを回していますと、ふと、引き付けられて目が離せなくなる映画がありますね・・・最近思いっきり心が引き付けられたのがこの「七つの贈りもの」・・・ウィル・スミスが「メン・イン・ブラック」などのコミカルな役柄とは全然違って登場しました。さすがウィル・スミス!・・・

ウィル・スミスが贈る七つのものって一体何なんでしょうか?言ってしまったらこれから観る人に失礼なのでもちろん言いませんが、計らずも彼が奪ってしまった人命に対して真摯に向き合い、これから死に行く人の運命を変えたい、そんな気持ちが伝わる秀作でした・・・もう一度、いえ、また何度も観たい映画になりました・・・  


Posted by shin344 at 21:47Comments(2)映画

2009年03月30日

レッドクリフpart1・・・

DVD販売が開始になりましたので、早速レンタルして来ました、「レッドクリフ」です。CGの技術は大したものですし、かなり乗りが良く面白かったですよ。戦闘場面がちょっと長くって、しつこいカンフー映画のようにも感じましたけれど・・・でも、この映画の要は、何と言っても、武将や軍師たちの相関関係ですが、それがまず分からない・・・曹操と孔明とが敵同士であるのは分るものの、登場人物や当時の国と国の関係など、それぞれに智識があるのとないのとでは、楽しみ方がまるで違うのに気がつきました・・・



そこで早速、ブックオフにて「三国志」(北方謙三)の本を購入して来て、part2に備えたいと思います・・・この本て12巻位あるようですけれど、ブックオフでは5巻まで手に入りました。取り合えずしばらくは楽しめそうです・・・  


Posted by shin344 at 20:51Comments(0)映画

2009年03月01日

ベンジャミン・バトン・・・

観てきました。第一次世界大戦終決のお祭り騒ぎのなか、80歳の身体で生まれたベンジャミンは、そのおどろおどろしい姿に我を失った父親が、川に投げ込もうとしますが、結局、老人ホームの管理人の家に捨てられてしまいます・・・「神様の授かりもの」として、管理人の妻に育てられます・・・でも、ベンジャミンは年々若返って行くのです・・・

普通に生まれて、普通に死んで行く人生なのに、ベンジャミンだけは、その逆の人生を歩みます・・・でも、その人生の中で、次々に入れ替わり死んでゆく老人たちに出会い、バレリーナとの恋に陥り、人生の当たり前の経過を辿りますが、最後はやはり、普通の人生と違う終わり方でしたねー・・・もちろん結末を言ってしまうことは出来ませんが・・・こういう人生もまた違った意味で、素敵だなぁーって思いましたがやっぱり普通に生まれて普通に死んで行く方が良いかな・・・ゆっくりと心に染みて行くような良質の映画でしたよ・・・face01  


Posted by shin344 at 23:15Comments(2)映画

2008年02月23日

母べえ・・・

プログラムの付き添いで「母(かあ)べえ」を観て来ました。

昭和15年(1940)の東京。お互いを「父べえ」「母べえ」「照べえ」「初べえ」と呼び合う仲睦まじい家族でしたが、「父べえ」(坂東三津五郎)が治安維持法で検挙された事により、一家の生活は一変する。そんな不安を抱える家族のもとに色々な人が訪れます。中でも「父べえ」の教え子「山崎」(浅野忠信)は光っていましたねー。映画全体も、主役の吉永小百合はもちろんの事、脇をかためる笑福亭鶴瓶、檀れい、などなど山田洋次ファミリーがきっちりと締めていました。観る前はどうと言うこともない映画かなーと思いましたが、中々どうして、さすが山田洋次監督の作る映画は素晴らしい重みがありました。

映画を観る前に、職員さん達に、「水戸黄門」でも泣くことができる、涙腺のゆるい私の事だから、タイトル観ただけでも泣くからと宣言して置きましたが、後から聞くと、同じ映画を観ていた、幼い娘さんを育てている若い職員さんの方が、私より泣いていたと言ってました・・・むろん私は宣言通りでしたけれど・・・face10icon11  


Posted by shin344 at 19:40Comments(2)映画

2007年09月04日

ハンニバル・ライジング・・・

「羊たちの沈黙」に登場した、ハンニバル博士が、どうして殺人鬼になったのかと言う経緯を描いた映画ですが、これから観る人のために、詳しくは説明しませんが、私だけの感想です。「羊たちの沈黙」でのハンニバル博士は、天才的な精神科医である反面、殺人鬼、その紙一重の部分が、楽しめましたが、この「ハンニバル・ライジング」は戦争により、過酷な運命に弄ばれたハンニバルが、やがて、あるきっかけで「獣性」を発露させて復讐を行なうという、娯楽?的復讐劇と言うもので、精神と言う琴線の上を綱渡りするような「羊たち・・・」のようなワクワク感はありませんでした。☆5つ満点で☆☆2つ、と言ったところです。点数が辛いのは、同じハンニバル博士が主役になっているので、どうしても「羊たち・・・」と比較してしまうからです。単なる、復讐劇として観るなら中々、良く出来た映画でしたよ。

本屋で立ち読みをしていましたら、良いものを見つけました。日韓・韓日辞典です。今まで生きて来て、辞典を玩具にした事がないほど勉強という勉強はしませんでしたが、これは、楽しい玩具にになりそうです。それから、古語辞典、こちらは古本屋で購入して来ましたが、古代では日本語と朝鮮語は兄弟語と言う前提でなら、日本の古語と、朝鮮古語との共通点があるのではないかと思っています。ただ、朝鮮古語の辞典など中々見つかりそうもありませんよね・・・face01  


Posted by shin344 at 11:06Comments(2)映画

2007年08月12日

デジャブ・・・

記憶には残っていないにも関わらず、何故か、同じ事や人にあった事があるような・・・それが「デジャブ」。デンゼル・ワシントンには「マイ・ボディガード」以来、しびれていますが、この「デジャブ」でもまた、しびれました・・・


アメリカ海兵隊員やその家族500人以上を乗せたフェリーが爆発してしまいますが、その犠牲者の一人と思われる一人の女性(下の女性です・・)の遺体と逢った時、デンゼル・ワシントンはデジャブを感じたのでしょうね・・それもそのはず、その女性を命懸けで救っていたのですから・・・「デジャブ」・・・そんな安易に過去へ移動できるものかとかは、置いておいて、アクション物というより、心が温まるメルヘンだと私は感じました。そんな「デジャブ」な出会いや別れを繰り返しながら私は生きているような、そんな感じさえ覚えましたよ・・・face02  


Posted by shin344 at 20:47Comments(0)映画

2007年06月09日

「0(ゼロ)からの風」を観て来ました・・・

2000年のある日の未明、早稲田大学に入学したばかりの19歳の若者を、酩酊した上無免許でパトカーから逃走中の車にはね殺される事故がありました。加害者に対する量刑はたったの3年半でしたが、愛する息子の将来を奪ってたったの3年余では納得の行かない母親が立ち上がり、「法律を変える」物語がこの「0(ゼロ)からの風」でした。交通事犯であろうとも、「殺人」並みの量刑を科すべきだと言う事がこの映画の骨子だと思いました・・
田中好子さんが好演していましたよ(写真上)。
感想ですが、素直に感情移入はできませんでした。息子を理不尽に奪われた被害者の心情は、一番に汲み取られなければならない事ですし、例えば私の一人息子が、誰かに殺されるような事になったら、息子は私の希望(ホープ)ですし、私自身の将来などそこで終りますから、どのような手段をこうじても加害者を殺します。もちろん私も保護司剥奪、刑務所に入るのですが・・・って、物騒ですが・・・face07これが本音であり、この母親も加害者を死刑にしてくれと叫んで居りましたがこれもまた本音です。
でも、感情移入出来なかった理由は、果たして量刑を多くすることだけが、犯罪を減らす原動力となるのかどうか?厳罰化する事イコール犯罪を減らす事に繋がるのかどうか、ちょっと疑問に思ったからです・・・映画の中で母親は、「せめて息子が生きた19年は刑務所で過ごしたら良い」と加害者に語っていますが、刑務所に収監される事や死刑にされる事だけが償いとは、私は思わないのです。


明日は日曜日ですが、楽しい宿直勤務です・・・あまり、問い合わせや、事故はないものと思いますが50人近くの入所者さんたちが生活している現場ですから、絶えず何かが起こっているのが現状です。ゆっくりと「笑点」を観ることがてきると良いなぁー。今日の肴は「シメサバ」&小さなフリーカップに「納豆、モズク、キムチ、温泉玉子を混ぜ合わせたもの」です。  


Posted by shin344 at 18:58Comments(2)映画

2007年05月01日

韓国映画三昧・・・

「プリズンブレイク」も「LOST」も、シーズン2などとなるともう全く興味が失せましたし、思い切って韓国映画2作品を観ました。

まずはこれ、「トンマッコルへようこそ」と言う映画です。朝鮮戦争の最中「トンマッコル」と言う純粋無垢な人々の住む村に、北朝鮮兵と韓国兵、そして米兵が迷い込みます。互いに激しく憎み合う兵たちですが次第に、村人たちの交流から、お互いを認め合い、友情さえ生まれるのです。大して期待しないで借りたDVDでしたが、これは何というか、素晴らしい映画でした。朝鮮の人々は南北で同じ民族なのに心ならずも憎み合い殺し合った歴史が、こういう、心にズーンと来るような映画を生み出す事が出来るような気がしましたよ。お互いにののしり合うような韓国と北朝鮮ですが、本音のところでは、仲良くやりたいようなメッセージを感じましたのは私だけなんでしょうか・・・face02


そして「王の男」です。チャングムがいた時代の話しです。しっかりと気持ちが通じ合った芸人2人が、横暴な王様に芸を披露するところから、話しが始まります・・・いやー!本当に良く出来た映画でしたねーー。韓流ドラマファンではなくても、日流は完全に負けていますね・・・


今日の肴ですが、昨日のマカロニサラダ&ウインナーのソテーです。  


Posted by shin344 at 19:38Comments(2)映画

2007年01月27日

プリズンブレイク・・・

アメリカのドラマですが、何故か気になりますから、観てしまいました。Var12で完結するはずですでした。何とか脱獄に成功するんですが、出来ればこれで終わらせて欲しかったー・・と思うのは私だけでしょうかねー?プリズンブレイクシーズン2がまた始まるという事で、もう、全く「蛇の生殺し」状態です。もう、絶対にシーズン2など観ませんとも・・・キッパリ!face09  


Posted by shin344 at 19:37Comments(2)映画

2007年01月18日

武士の一分観ました・・・

キムタクが何で出てるんだ、何故キムタクじゃなけりゃーいけないの?色々と葛藤した結果、観なければ結論を出せないと遂に観てしまいました。感想を言いたいのですが、私の拙い映画評で一人でも観る気が削がれる方がいれば、それは申し訳けありませんから、問題のキムタクの演技についてだけ感想を述べさせて下さい。一言で言いますとストーリーの割にはキムタクは薄っぺらい・・・感情移入が出来ませんでした。ただ脇役が良い演技でしたので、救われた感があります。その辺にしておきますface13



今日の肴は、ホウレンソウと桜海老いりチーズオムレツ(ちょっと壊れましたが)とウインナーです。


今日は職場で、各部屋を禁煙にするための壁塗りを業者と打ち合わせ・・もっとも、業者と言っても、リフォームに精出して居る内に、どちらが本業か分からなくなった、同じ法人の職員ですけれどねicon10高い?給料貰ってなにやってんだか・・・face06  


Posted by shin344 at 19:06Comments(4)映画

2006年12月16日

「硫黄島からの手紙」観ました・・・

今日は土曜日なので、混むかなぁと思いつつも、「硫黄島からの手紙」を観にいきました。

アメリカ人(C・イーストウッド)の作る日本映画なんぞ、今まで、日本を扱った映画の陳腐さに辟易している私は、問題にもしていませんでしたが、観た後の感想は、意外に陳腐ではありませんでした。
あの様な殺し合いを、普段は一市民として生きている米国と日本の兵士達、何で、行なわなければなかったのか、彼等の生死が、今の私達にどんな意味をもたらしたのか、C・イーストウッドは語りかけているような印象を受けました。彼等と第三者的に言ってますが、私達の父であり祖父である訳です。私の伯父もこの戦争で、駆逐艦もろとも戦死していますが、私はこの死の意味が一体何だったのだろうと問いたくて、ブログなるものを起こしたのは確かな事です。

日本人にとっては、辛いですが、良い映画でした・・・C・イーストウッド監督に拍手です!!  


Posted by shin344 at 20:33Comments(4)映画