2007年06月11日

金魚絶滅・・・

職場で飼っていた金魚が、絶滅してから4日経ちましたが、水槽と濾過器は金魚が生きていた時と同じ状態にしてありました。この金魚は何時の頃か、Nさんと言う利用者さんが、すすんで世話をするようになっていました。しかし、このところ、水も温かくなり、金魚独特の病気(あるいは寿命)で一匹二匹と、少なくなって来るとこのNさんの精神状態も悪くなって来てしまいました。

でも、いかに精神の病気を持つNさんとは言え、たかが金魚(金魚の命には失礼ながら・・・)の死で精神状態が悪くなる、ましてや、Nさんは60歳過ぎのオヤジですし、一般の社会では、この程度の悲しみ、苦しみは掃いて捨てるほどありますし、そんな脆弱な精神状態でどーするの?・・えっ?えっ?えっ?

・・という訳で、Nさんと話しあって、一緒に水槽の水を抜いて、濾過器を洗って、今、天日干ししてあります。そんな作業をしながら、Nさんと話しました。これから先に金魚など小動物を飼う時は、確実に自分より先に死ぬはずだから、可愛がるのと同時にその死を看取ってやる積りで飼おうよと・・・Nさんは、水槽を片付ける事で何となく納得したか、踏ん切りがついたようです。今はこの亀二匹がまだNさんの管轄下にある訳ですけれど、Nさんいわく、「この亀は万年生きるから、俺の方が先だーー!」と、訳の分からない事を言っていましたよ。

この亀も、金魚を飼い始めた頃と同じ去年の夏から居りますが、銭亀で、500円玉位の可愛らしいものでしたが、今年には、「慶長大判」位の大きさに成長してしまいました。毎日飽きもせず、お互いの尻尾を食いつきあったり、日向ぼっこの場所が狭いのでこうして、座布団にされたりしたりしています。

生き物を飼うのは、情操面を高める為や心の癒しには良薬だと思いますが、どんな良薬でも、扱い方考え方次第では、毒薬にもなるんですねー・・・tako_01icon10

  


Posted by shin344 at 14:18Comments(4)日記