2008年10月29日

判決・・・

先日傍聴した裁判の判決を、また傍聴に行きました・・・




判決は・・・「懲役5月(げつ)に処する」・・・と一言、そして「主文」と続きます。判決から主文読み上げまでたったの5分・・・主文では、犯罪の内容と情状酌量される事柄が読み上げられます。被告の母親が涙ながらに証言した事などは随分酌量されていたようでした。でも、裁判の時にはホロホロと泣きじゃくっていた母親が、法廷を出た途端に、何食わぬ顔で歩いていたのが印象的で、この被告は犯罪を重ねていましたから、これは大分裁判慣れした人だなぁと変に感心したものです。
法廷内はむろん撮影禁止でしたから、スケッチしてみました。でも、私は記者ではありませんから、人物は止めました。それでも、私の仕事上、このような法廷で裁かれて、矯正と言う償いをした後の更生を手伝って約20年・・・初めて法廷の実際の裁判に触れて、法廷ってこんなに簡単に傍聴出来るのかって本当に意外な気がしました。私が裁判員に選ばれでもしたら一体どうするんだろうと思いますけれど、せいぜい傍聴して法廷の雰囲気に慣れておくのも一手かなーと、つくづく感じました・・・  


Posted by shin344 at 21:03Comments(0)日記