2009年04月17日

ファブル・ブランド10・・・

このシリーズ、ご無沙汰してしまいましたが、ジェームス・ファブル・ブラントの直筆をちょっと・・・典型的なフランス語の草書(筆記)体です。今ではこんな筆記体は学校での英語教育で教えてくれないのかも知れませんが、私はちょっと教わりましたので、少し分かるんです。

彼の妻、松野久子が早世してしまったので、姪の松野くま子を後添えにしましたが、彼女もまた25歳で早世してしまいました。そのくま子が残した、ソフィーとアデルと言う姉妹の写真の台紙なんです・・・長谷川伸と言う作家が、「・・・元居留地で労役をやっていた私が、毎日のようにこの西欧人(ファブル・ブランド)を見たのはその晩年であった云々」と述べています。是非とも解読して見たいとは思いますが、まず、筆記体の解読からですね・・・・カモメ

  


Posted by shin344 at 20:05Comments(2)横浜今昔物語