2009年07月19日

Favre-Brandt(ファブル・ブラント)13.・・・

私が自分のブログで、幕末から明治、大正時代の日本に時計、測量機器、武器を輸入して文明開化に大いに貢献したスイス人James Favre-Brandtの事を紹介して来ましたところ、彼の子孫の方、彼の兄の子孫の方、そして商館時計の蒐集及び研究家の方からご連絡を受けました・・・と、言う事は前にお話ししましたが、今日はその商館時計の蒐集及び研究家の「大川伸功(おおかわのぶよし)」氏から、膨大な資料をお送り頂きました。

大川伸功氏は時計蒐集とその時計にまつわる時代背景を研究する方で、特に商館時計の研究をライフワークにされています。ものすごい智識量には本当に圧倒されてしまいますよ・・・
平成10年から「世界の腕時計」と言う専門誌にこのシリーズとして連載を続けておられます。「大川伸功」氏のキーワードで検索できますから興味のある方はどうぞ・・・ブリキのおもちゃ館長の北原氏が、「鑑定団」に出演していますが、腕時計、懐中時計、商館時計の鑑定コーナーでもあれば確実に出演される資格があるものと思います・・・


因みに、大川伸功氏から依頼を受けていますのは、James Favre-Brandtの子孫と是非お会いして、お話しを聞きたいと言うことなんですが、James Favre-Brandtの子孫の方のご都合で、未だ実現していません・・・実現するまで、気長に待ちますと言われましたが、未実現でこんな立派な資料をお贈り頂いて、本当に恐縮です。James Favre-Brandtのページを充実させる為にも、この膨大な資料を使わせて頂きます。ありがたくも嬉しいことです!!因みに、タイトルを飾る商館の版画は、横浜175番地のFavre-Brandt商会のもの、終始一貫してこの図です・・・これもまた嬉しい限りです・・・  


Posted by shin344 at 17:27Comments(0)横浜今昔物語