晩酌の友と独言日記・・・

4月29日、日本は「昭和の日」・・・二昔前は「天皇誕生日」でしたけれど、この日は、私達の結婚式の日、かれこれ40ん年になります。

今、報じられているようなウイリアム王子さんのロイヤルウエディングとは全く規模の違う、結婚式をしない人より、まだましって言うようなささやかな式でしたけれど・・・

ウィリアム王子が、この世に存在さえしていない頃の私達の結婚式・・・さっき、我が老妻と、シャンパンで乾杯をしましたよ・・・  

昨日は今話題の浪江町から松戸に避難している親戚の子ども達に、パンを沢山差し入れしました・・・子ども達は「わーい！救援物資だー」と喜んでいましたっけ。2歳のＫ君が、大人が食べてもお腹一杯になりそうな大きなパンをがっつり掴んで逃回っているのも楽しい光景でした。

これは、パンを購入した後、松戸に向かう前に腹ごしらえをしました・・・五目焼きそばです・・・以前はたまプラーザにも、結構こういうオーソドックスな中華を食べられるところがありましたが、高級中華料理店が増えたためでしょうか、あまり見かけません・・・隣町鷺沼での食事でしたけれど、懐かしく美味しいお店でした・・・

子ども達とその若いお母さん・・・何の屈託もないように生活していますけれど、やはり、浪江町で荒れ放題になっている家へ帰りたいのでしょうと思いますよ。  

利用者誕生月の食事会お相伴をしました・・・ｃｏｃｏ’ｓですと聞かされた時、良く見かけますが、一度も食べた事がないカレーの「ｃｏｃｏ壱番」が思い出されて、よし！それじゃカレーライス食べるぞ！と言いましたら、若い職員からｃｏｃｏ’ｓとｃｏｃｏ壱番は関係ないですよと軽くいなされてしまいましたっけ・・・

それはともかく、皆さんで楽しく食事会・・・利用者さんはでっかいビーフステーキを「旨い、旨い」と平らげて、その上アンミツをデザートにこれまた「旨い！」と本当に美味しそうに食べていましたね。以前、肉屋に勤めて居たと言う人とステーキを食べましたら、「こんなの肉じゃないね」・・・などとのたまわってましたが、世の中ひねくれ者もいるんですね。思わず食卓をひっくり返したくなりましたっけ・・・

さて、私は、ビーフのハンバーグを頂きましたが、良く焼いてお召し上がり下さいと店員さん・・・ん？・・・黒い石か金属の塊が置いてありまして、その上で再びジュージュー焼いてって事らしいですね・・・大体焼けているんですが、ここでジュージューする事で、美味しさをプラスされる効果があるのかも知れませんね・・・

まだ諦めきれずに帰ってからしつこくネットで調べましたが「ｃｏｃｏ’ｓ」と「ｃｏｃｏ壱番屋」とは関連性はありませんでした  

第34回全日本おかあさんコーラス関東支部神奈川大会が今日、神奈川県立音楽堂で開催されています。行ってきました。

さすがに図図しい私でも、演奏中の撮影などルール違反は出来ませんから、始まってすぐ、壇上の司会者が、デジカメや携帯電話お断わりの説明をしている時に撮ってしまいました・・・

そして、演奏開始・・・コンクールだけあって、コーラルフェストなどのお祭りと違って、レベルの高い事・・・11団体聴いたところでもう、何処が選に残るか分かってしまったようです・・・

ここで選ばれると今度は宇都宮で関東大会だそうですから、もし老妻のグループが入ったら、マネージャーのような顔をして付いて行って、餃子をたらふく食べて来ようなんてね・・・レベルの高い合唱を聴いた後なのに、餃子に思いを馳せるなんて、所詮私もこの程度なんでしょうね・・・

【後日譚】見事・・・餃子、いやもとい、宇都宮への出場が決まりました・・・この上は是非全国大会、長崎ちゃんぽんの里へ行って貰いたいですね・・・  

磯子海の見える公園へ散歩しました・・・こんな穏やかな、海が突然牙をむいて襲って来ると思うと、心静かには堪能できない気持ちもありますけれど・・・



その公園から、火力発電所を望みます・・・この発電所、いったん操業を停止していましたが、今回の原発事故で再び稼動し始めたと聞いています。こんなところにも、原発事故の影響が及んでいるんですね・・・


ふと、目を転じますと、崩れかかった埠頭の先らしきものが見えるではありませんか。これは、掘割川を掘って通した目的のひとつ、根岸埠頭の残骸と思われます・・・下の画像の「この辺り」が見えているのでしょう。そうすると私は「根岸埠頭」の「根」か「明」の字辺りにいるのかな・・・

今は埋め立てられて、日本石油やこの火力発電所になっている「根岸湾」は、幕末から明治に来日した外国人により、「日本のミシシッピー湾」とも呼ばれた、風光明媚な海だったと伝えられています・・・そんな静かな光景を想像しながら、観る根岸の海も中々趣きがあります・・・  

「布屋太兵衛」でお蕎麦を食べました・・・待っている間にズーン！と余震らしいものがあり、店内が一時騒然となりました。何だか地震が来る度に三半規管が過剰反応するのか、地震酔いのようになります。と、言いつつも好物のお蕎麦、楽しみました。



これは、老妻の頼んだ「更級蕎麦と天麩羅」・・・上品な白さと細さの更科にこれまたお上品に掻き揚げが一枚・・・この程度で足りるなんて、妻も歳を取ったものですねーー・・・


そしてこれは、私の注文した蕎麦粉10割の、まるで蕎麦切りのような盛蕎麦です・・・しかも完全な「藪」蕎麦です・・・噛もうとしても歯が跳ね返されて来そうなほど腰がありますし、お蕎麦を堪能しました・・・何時ももったいないと思うのは、付け汁が甘口と辛口二種類の徳利がでますが、大分余ります・・・蕎麦湯を足して飲んでしまえば良いのですが、確実に塩分取り過ぎ・・・  

今日は、宿直明けで午前中時間があきましたので、自分のためのお花見をしました・・・ここ大岡川の沿岸は横浜のお花見の名所としてけっこう有名なんですよ・・・

今年はけっこう何だかんだと忙しくて、そろそろ満開を過ぎた時期でしょうか？・・・花びらが沢山散り始めていました・・・

毎年大々的に「桜祭り」を行うのですが、今年は自粛したようです・・・それでも生活がかかった露天の人たちは出店してましたけれどね・・・


この通り、丸い可愛い花びらが転々と川面に散っています。その同じ川面で遊ぶのは、オシドリでしょうか？・・・「いいえ誰でも」・・・ってやたらに多くなったＡＣの宣伝文句・・・
今年の桜は去年の桜と同じように見えますが、今年は今年で少し違うように思えます・・・年年歳々花同じからず・・・と言いますが、しかりと思います・・・人また同じからずで、未曾有の災害が襲った前の去年と今年では、この華やかなお花見の感じ方が全く違うように思えました・・・それは・・・

この桜たちが固いつぼみだった頃3月11日、それまで泣き笑いさざめいていた人たち何十万人の人たちが命を無くし、生活を無くしてしまったことを、忘れてはならないと強く思ってしまうことです。  

このところ、何かと心煩わしいことが続くので、思い切ってサンマーメンを食べに行きました・・・心煩わしいこととサンマーメンは何の関係もないのですが・・・

横浜発祥と言われるサンマーメンですが、北は宇都宮、南は大井川辺りまで広がっているそうですよ・・・

私が横浜を離れた時に、その地にサンマーメンがありますように・・・その地になかったら私が広めてみたいです・・・それくらい、サンマーメン大好き・・・

熱々のあんかけで舌を火傷しそう・  

ふと、ベランダから下の地面を見ると、見慣れた紫の花が・・・





葡萄の房をさかさまにしたようなこの「ムスカリ」・・・何年も前にふと花屋で見かけてその愛らしい姿が気に入り鉢植えを購入しました。2年位はベランダで花を着けていましたが、何時の頃かベランダから消えていました・・・

どうやって逃げ延びたのでしょうね・・・  

前のページでの避難民たちが戻って来たとしましても、もっと快適に過ごされるように、模様替えをしました・・・我が家で一番威張りくさっているのが、このグランドピアノ・・・それでもこれは我が家の宝でもありますから、少し動かすだけで大きく部屋のスペースを空けました・・・

このようにしました・・・しかし、このたった数センチのピアノ移動に業者を頼みましたら何と2万円強のお値段・・・驚きましたものの、さすがプロ、簡単にヒョイと動かしてしまいました・・・

でも、この厄介なグランドピアノ移動について、色々とインターネットで調べていましたが上手くすると簡単に出来そうと言う感覚はありました。そして今日移動の業務を観ていますと、「出来そう」と言うのが正直な感想です・・・うん！これで、義兄夫婦や義母が戻っても、受け入れ態勢バッチリです・・・  

我が家に避難していた親戚の避難民達は、茨城県日立市に移住して行きました。何時になったら、故郷「浪江」に戻ることが出来るのか見通しも付かない中、私のところはじめ、親戚を悩ませるのに気を遣った為でしょうし、自分達も迷惑をかけてはいけないと思った為でしょうか・・・私の狭い賃貸マンションで良ければ何時までも居て良いですよと、優しい言葉をかけたらかけたで、彼らの心理として、やっぱり「迷惑はかけられねぇ」という事になるんでしょうね。何でも日立市の賃貸アパート10畳に義兄老夫婦と高齢の義母が川の字になって寝ているようです・・・家具什器類は日立市の親戚が色々差し入れをしているそうですが、生活に慣れても、慣れない土地で精神的疲労も限界に近いという事です・・・

ところが、彼らが一週間近く居たこの二本松の避難所には、頼る親戚もないし、着の身着のままなので何処へ行くあてのない人たちが、冷たい床に毛布やダンボールを敷いて、隣の仕切りも不完全なまま未だに生活している人が沢山いるのです・・・年寄りや乳幼児からどんどんと体力を消耗して、遂には若年も壮年も、精神的に限界になってしまう事が、心配されます。日本人、特に東北の人は強いと言われますが、未来に希望を持てない場合の忍耐は限度があるのでしょうね・・・

家が津波で完全に流されて、しまった人・・・幸いに元の土地に戻れても、家をどうするのか、数年、数ヶ月のスパンで元の生活に戻れない・・・放射能の放出が止まらない以上元の土地に戻れない、戻ることができても、元の農業も漁業もできない。この状態にどんな希望が持てるのでしょうか・・・

画像は2枚ともお借りしました・・・上は親戚の避難民が過ごした二本松の避難所・・・下は3月13日寒さに凍える避難所の老人達です・・・畳やベットに安眠している私達の方が「申し訳けない」と思ってしまいます・・・彼らに一日も早く安寧の場所と時間が戻る事を祈り、自分達の生きて生活して行く使命を果す決意を強く感じる今日この頃です・・・  

こんな大変な時期ですが、施設で暮らすお方たちにはせめて春の息吹を味わって貰おうと、「お花見」を企画しました・・・場所は根岸森林公園・・・


近所の仕出屋さんで購入したお弁当を約40食分・・・森林公園の一角に陣取って、春を楽しみましたが、このブルーシートを見るにつけて、今だに避難所でこのブルーシートに毛布を敷いて震えている人の事を思うととても複雑です・・・ブルーシートごときでこんな切ない思いを抱くのもどうかと思いますけれどね・・・ヤワなんでしょうかね・・・


桜（ソメイヨシノ）の開花状況は、5分か6分咲きといった具合でしょうか？・・・平日にも関わらず、沢山の親子連れや、学校のレクやらの人々で賑わっていました。

ここ、根岸森林公園は、その昔は、競馬場として隆盛を誇ったそうですが、いまでは、この観覧席の遺跡を残すだけになりました・・・色々な事に興味を示してくれる人たちとともに、この遺跡も訪れました。しかしながら、やっぱり、大震災や、原発事故で被害を蒙っていられる人たちのことを色々と考えてしまいます・・・偽善者になる積りはありませんが、早く、原発事故が終息してあの身内の避難民たち・・・明日はわが身・・・が安住の地に何時戻ることが出来るのかが心に引っかかります・・・