2012年09月14日

塩屋崎灯台へ・・・

原発事故以来転々として、やっと現在「いわき市」に落ち着いた義母一家三世代を訪ねました。義母も義姉も体調を崩して入院しましたが、今はやっと落ち着いた様子で顔を見て少し安心・・・かえって私の退職祝いだって、ホテルに一族7名集まってくれて大歓迎を受けてしまいました・・・そして、多分津波で滅茶苦茶になったと思われる「塩屋崎美空ひばり記念館」へドライブ・・・




津波はこの灯台の立つ丘を回りこんで襲って来たそうで、この歌碑の下まで波が来たようですが、割合に壊れたところは少なかったようです・・・

美空ひばりの生まれたすぐ近くで働いていた私が、ここ塩屋崎でまた会えるとは、何か不思議な縁のような気がします・・・





♪髪のみだれに 手をやれば~

赤いけだしが 風に舞う~                 (みだれ髪)

何時倒れても不思議でない状態で、凛として最後のコンサートに臨んだ美空ひばりを彷彿とさせるような、見事に凛とした灯台でした・・・

夕べは義兄としこたま呑んで、今朝寝ぼけ眼でホテルの窓を開けましたら、素晴らしいロケーションでした・・・ただ何時も頭をよぎるのは、あの3.11の津波が何処まで来たのかっていう事。多分沖の島はしっかり波を被ったでしょうし、下に見えるゴルフ場もある程度被害はあったのでしょうけれど、既にあまりそんな事を感じさせなくなってしまっています・・・

義兄夫婦が言ってましたっけ、300年間も守り通した家財全てを無くした原発事故被災民に対する補償なんてまだまだ受けられないんですって、むしろ今は政治家どもは被災民そっちのけで政治権力争いをしていますし、逆に事故を食い物にしている輩もいて、「俺達(義兄は70代)の生きている内に何とかしてはくれないだろうな」・・・私もつくづく思います・・・日本の政治家は情けない!!icon09  


Posted by shin344 at 10:16Comments(0)日記