晩酌の友と独言日記・・・

25年以上会わなかった友人が昨日別れて今日また「おう!」と言うように電話をして来て、俺のカラオケ発表会があるから来いだって・・・行って見ました・・・私の知らない異質の世界を覗き見たと言うのが正直な感想です・・・

一舞台ですが、ここに流れるのはド・演歌の大音量カラオケ、そして演じるのは普段からカラオケ教室で学ぶ生徒さんたち、上手い人、ド下手な人色々ありますが、一人の持ち時間は4～5分、次から次へ演者が変わり総勢おそらく100名以上です・・・この雰囲気には、裸足で逃げ出したい気持ち充分・・・ただし肝心の友人の歌は順番が早まったとやらで聴けませんでしたが、聴けなくて良かったのか悪かったのか・・・  

原発事故による一族避難の親戚を見舞いました・・・義母は、肺炎でやっと退院し、義姉は内臓手術でこれまたやっと退院して来たばかり、退院したは良いのですが、3LDKのアパートに幼い男の子2名を含めて7名の老若男女が暮らしていて、特に男の子はイタズラ盛りでもう暴発寸前?いや、二人入院した時点でもしかしましたら暴発したのかも知れませんね・・・

この画像は、原発事故直後に、我が家に避難してきた車椅子の義母ですが、以前アップした事もあります。あれから一年半経ちましたが、今回その義母の顔を良く観ていますと、以前はにこやかなだったのに、何か表情がほとんど無かったのが気になりました・・・

義姉にそれとなく聞いて見ましたら、避難民や特に仮設住宅に住んでいる人は皆そんな顔になってしまってるよと・・・そう言う義姉も今日は私や妹が来たので何時に無く良い表情でしたが、こんな明るい顔の妻の顔をしばらく見た事ない、と義兄が言っていました・・・

義兄が言ってましたっけ、我々そっちのけで、政権争いしている人達や責任の擦り付け合いをしている連中は一体自分のすべき事が分かっているんだかねぇ・・・本当に同感です・・・

政治が全然動かない間にも、表情をなくした人達がどんどん増えていく事を、為政者は知らないんではないでしょうか・・・