2012年12月14日

木守り・・・

毎年、この頃になりますと、こんな感じの柿が気になります・・・昔こんな話しを聞いた事があります。柿の実を収穫し終わった時に柿の実をひとつだけ残すと・・・

柿の木は晩秋になると葉を全部落とし、木の枝だけになってしまい、この木が何の木であったのかが分かるように実を残すそうです・・・それが「木名乗り(きなのり)」・・・

そしてもう一説、柿の木を守るようにとの念願を込めて残される「木守り(きまもり)」・・・

「木名乗り」も「木守り」も冬場で食べ物が少なくなると、カラスやヒヨドリがついばんで何とも無残な姿になってしまいますが、それでも残った柿の実は名乗ったり、守ったりの使命は果たして成仏したのでしょう・・・  


Posted by shin344 at 10:10Comments(0)日記