晩酌の友と独言日記・・・

秦野市文化会館に「あんさんぶるMIMI」の演奏を聴きに行きましたが、なかなか素晴らしい出来でした・・・優秀なボイストレーナーが必ずしも優秀な指揮者にはなれないのかも何て、どうでも良い事を感じて楽しんで帰りました・・・

ここは秦野市文化会館・・・真ん中の小さな垂れ看板に「あんさんぶるMIMI 第5回演奏会」と書いてありました・・・

丹沢山塊が直ぐ近くにそびえて良い空気ですし、根無し草の私たちは「ここに住んでもいいなぁ」なんて感想を述べながら開園までのしばし散策しました・・・

水無(みずなし)川の畔は桜の名所ですが、横浜ではもうすっかり葉桜状態なものの、ここはまだ咲き残っていました・・・
この水無川の畔を50余年前に私は「マリンバ(実はシロフォン)」を担いで通(とお)ったのです・・・当時マリンバを習っていた私を先生が推薦したのか、それとも親が申し込んだのかは覚えていませんが、「TBS子ども音楽コンクール神奈川支部大会」に出演しました・・・

その支部大会は通りまして、東京の文京公会堂で決勝・・・私のマリンバの3倍位の広さのマリンバをいきなり使うように言われこれには参りました・・・

今になって理解できますのは、私が秦野に担いで行ったのは「シロフォン」で決勝で弾くように言われたのは「マリンバ」でした・・・シロフォンとマリンバの区別もつかない田舎の中学生だったんです・・・


こんな住居から53ｋｍも離れた地を訪れて、苦笑ものの半世紀も前の記憶が蘇りました・・・あのシロフォンも、頂いた参加賞のメダルも父が捨てた家と共に無くなってしまいました・・・