晩酌の友と独言日記・・・

甲府駅から少し外れると、途端に静かな高さの低い建物の街になります・・・甲府の街はあまり高い建物が見当たらないのは、景観の為かそのような規制があると聞きました・・・


甲府駅から延びる中央通りです・・・ここから見える高い建物は、道の一番奥の駅ビル位でしょうか・・・


山梨県議会の建物ですが、由緒ありそうなゴシック建築ですけれど、小さくて可愛いい建物です・・・
街を歩いていましたら、こんな瀟洒で格式の高そうな神社を見つけました・・・

「穴切大神社」とありました・・・この古式豊かな門は江戸時代後期のものですが、山門の両脇には、右大臣と左大臣らしきお姿が・・・

山門と言うと私は猛々しい「あうん」の仁王像を想像しますので、とても新鮮な感じを受けました・・・







こちらはおそらく右大臣・・・







そしてこちらは左大臣・・・もしかしましたら右左の大臣は逆さまかも知れませんが・・・

何とも仁王様の睨みつける山門に比べて優雅です・・・








偶然見つけた「穴切大神社」・・・いわくを調べますと、甲府盆地が湖だった頃にその湖水の水を富士川に流して。一帯を農耕地に変えたと言う伝説があるそうです・・・歴史時代に湖だったのは俄かには信じられないとしても、地質時代には甲府盆地は湖かまたは海が侵入していた証拠があるそうです・・・壮大な地質の変化をこの小さな神社から学んだ気がします・・・