晩酌の友と独言日記・・・

子どもの頃、クリスチャンだった私の一家は、クリスマスイブには、家族総出で「キャロル」に廻りました。信仰心の全くない私は、どこの家庭も、チキンやらクリスマスケーキで団欒しているのに、何で私たちだけが街角や、信者の家の前で白い息を吐きながら唄って廻らなければならないのかととても不満だった事を想い出します。マリンバ（木琴）を習い始めると、そのマリンバを演奏しながらキャロルに参加したものです。クリスマスと言うと何時も、賛美歌の白い息とマリンバの音色がシンとした街に響いたのを想い出します・・・

再放送で土曜ドラマ「ハゲタカ」を放映していました。休みの時に偶然観たのですが、ドンドンとのめり込んでしまいましたよ。骨太の「企業買収」のドラマ、お金に左右される人間の苦しみ、悲しみ、技術力と言う矜持、色々な事が絡み合って、しかも、原点に回帰する、日本のドラマにしては、実に良く出来ていました・・・経済の事は良く分からない私ですが、何かその一部を覘いたようなスリルすら感じました。

息子は経済を勉強して、金融関係の仕事をしていますから、こんど正月に戻ったら、「ハゲタカ」、ほんの少し共通の話題で打ち解けるかなー・・・


今日は、宿直明けです・・・世の中はクリスマスイブですが、ケーキやチキンで祝ったのは息子が小さかった頃の事、私の家では、いつもと変わりありません。

チーズと野菜の盛り合わせです

クリスマスイブを楽しんでいる皆さんにも何らかの事情で楽しめない皆さんにも「メリークリスマス！」です