2008年02月23日

母べえ・・・

プログラムの付き添いで「母(かあ)べえ」を観て来ました。

母べえ・・・昭和15年(1940)の東京。お互いを「父べえ」「母べえ」「照べえ」「初べえ」と呼び合う仲睦まじい家族でしたが、「父べえ」(坂東三津五郎)が治安維持法で検挙された事により、一家の生活は一変する。そんな不安を抱える家族のもとに色々な人が訪れます。中でも「父べえ」の教え子「山崎」(浅野忠信)は光っていましたねー。映画全体も、主役の吉永小百合はもちろんの事、脇をかためる笑福亭鶴瓶、檀れい、などなど山田洋次ファミリーがきっちりと締めていました。観る前はどうと言うこともない映画かなーと思いましたが、中々どうして、さすが山田洋次監督の作る映画は素晴らしい重みがありました。

映画を観る前に、職員さん達に、「水戸黄門」でも泣くことができる、涙腺のゆるい私の事だから、タイトル観ただけでも泣くからと宣言して置きましたが、後から聞くと、同じ映画を観ていた、幼い娘さんを育てている若い職員さんの方が、私より泣いていたと言ってました・・・むろん私は宣言通りでしたけれど・・・face10icon11

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Posted by shin344 at 19:40│Comments(2)映画
この記事へのコメント
金熊賞を逃したものの、60代の吉永さんが、30代の母親役をみごとに演じきったと評判ですよね。
浅野さんも、アカデミー賞ノミネートで、のりに乗っていますね~。
私も見たいです!
ところで「父べえ」は「とうべい」と発音するのですか?
まさか「」ちちべえ」じゃあないですよね ^^;
Posted by 蓮花* at 2008年02月24日 21:02
☆蓮花*さん。そうですよ、私より年上の吉永小百合さんに
何の設定の無理も、違和感も感じませんでした。海で
おぼれる浅野さんを助ける場面があるんですが、素晴らしい
抜き手でクロールをするんです・・・浅野さんの「モンゴル」
楽しみですね。
「父べえ」は「とうべい」でした・・・おかあさんが「かあべい」おとうさんが「とうべい」
照子(妹)が「てるべえ」、初子(姉)が「はつべえ」・・・同じ位の年齢の娘様をお育て中の蓮花さんだったら、きっと、ある意味共感されるかも知れませんね。お勧めです。鶴瓶さんの関西弁も良い味だしていましたし・・・
Posted by scemo3440 at 2008年02月24日 21:25
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