2008年05月05日

ギャンブル依存症・・・

最近、ギャンブル依存症のYさんが、定期代の一万円そこそこのお金ですが、それを持ったまま消えてしまい、使い果たした時点で、もう一度やり直しをしたいと泣きついて来ました・・・

ギャンブル依存症・・・私たち職員は色々と話しあって、他のギャンブル依存症者への影響などを考えて、結局退所してもらいましたものの、私としては、本当にそれで良かったのか、ギャンブル依存の本質的なことを私は分かっていたのだろうか、Yさんに対して、私たちは責任を果たしたのだろうかなどと、もやもやし通しでした。そこで、この3日間の連休で、ひたすら「ギャンブル依存症」のことを学ぼうと決めました。

そして、この3日間、図書館通いと、ネットでの検索をして、少し、見えて来た気がします。それにしても日本は、依存症者を大量生産する社会のような気さえしてきました。甘いジュースもどきのお酒でビギナーを誘い、アルコール依存症へのドアを開かせるテレビCMとか、若年者にもパチンコ屋へ躊躇なく踏み込ませるような遊園地をイメージさせるパチンコのCMや折込広告、そして、相変らず口当たり良く美女が笑いかけるサラ金の宣伝・・・

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Posted by shin344 at 20:32│Comments(4)日記
この記事へのコメント
こんばんは。

よくあるんですよね、こういう話。

生保受給日に一気に使っちゃったり、しかも使い道がギャンブル、お酒、闇金の返済っての。

支援する側なので、見捨てる訳にはいかないのですが、お金の出所を考えるとやりきれないですね。

逆にリッチな方を支援することもありますが、それはそれで「なんだかなあ」って感じです。
Posted by Danbe at 2008年05月06日 21:43
日本にいた間、朝のまだパチンコ屋さんが開かない時間にすごい行列を作って並んでいる人達を見てびっくりしたのを覚えています。
それが週末でもなく、普通の日だったからますます驚きました。
今私の住むネバダ州もギャンブルが合法なのでカジノがあちこちにあって、たまにビュッフェを食べにカジノの入ったホテルに入ると カジノの様子がとても異様に感じます。
依存症になると それを辞めるにはきっとその人自身が心から “辞める決意”をして、それを遂行しないといけないんでしょうね。
Posted by Ziggy at 2008年05月07日 07:24
☆Danbeさん。
こんにちは。
そうなんですよね。ギャンブルやアルコールや色々な依存の人って口でもう二度と同じ事は繰り返さないと言いつつ、気がつくと手を出しているんですよね。私も援助者なんですが、スリップした人を援助する力はありませんから、谷底に落ちて再び這上がって来たらまた援助する事にしていますがやっぱり虚しい気持ちはつきものですよねー。リッチな被援助者ですか?何だか言ってはいけないんですが、保護無しでは絶対生きられない人以外は皆リッチに思えてなりませんし、意外にそういう人、多いんですよね・・・
Posted by scemo3440 at 2008年05月07日 16:46
☆Ziggyさん。アメリカでの貴重な体験談をありがとうございます。アルコールもギャンブル依存症の治療方法はアメリカでのものが日本でも採用されていますが、アルコールでもギャンブルでも、自分の意志力でやめられるとしましたら、それは病気ではないと言う事を知ることから始まっているようですよ。隠れギャンブル依存症の人はそれこそ平日からパチンコ屋に並ぶ人のほとんどが該当するんでしょうね。
Posted by scemo3440 at 2008年05月07日 16:58
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