2008年11月27日

横浜トリエンナーレ2008・・・

新港埠頭にある新港ピアの「横浜トリエンナーレ2008」へ行って来ました。ここの他には、赤レンガ倉庫だとか、三渓園、運河パークなどでも行われている大きな新芸術のイベントです・・・はっきり言って難しかったのですが、心にピンとはね返ってくる作品もありました。どんな事を表現したかったのだろうか?という、ガイダンスは一切無しで鑑賞したのですが、何回か事前調査をしてから観賞するのも一手かも知れませんが、そうなるとまた、それはちょっと違うような気もしますけれど・・・横浜トリエンナーレ2008・・・


気になったのがこの作品、ミケランジェロ・ビストレットなんですが、思い切り破壊した高級鏡が、壁面に何枚も設置してあります・・・割れたガラス片もそのままなんです。
横浜トリエンナーレ2008・・・

それら破壊された鏡の中にたった一枚の破壊されていないままのものがあり、その前には、鏡を破壊したであろうハンマーが置かれていましたよ・・・

破壊された鏡の全てには真実で無いものでも映っていてそれを破壊したのですが、この無傷の鏡の前でふと、真実を見つけたのか、どうしてもハンマーを振るえなかったのか、観ている人が、鏡に映るものが真実でないのなら、その手で、そのハンマーで打ち砕くように仕向けているのか・・・

私は無性に、あのハンマーを振るって鏡を破壊したい欲求に駆られましたけれど・・・・icon10
横浜トリエンナーレ2008・・・

そして、もう一つの作品はこれ、シルバ・グブタ、子ども達が全て、いわゆる「見ざる、聞かざる、言わざる」をしている写真です・・・一体全体、何でも言い聞き見るべき子ども達の口を目を耳を閉ざしているのは何なんでしょうか?・・・と考えさせられる作品でした。そういうものがあってはならないと言っているような気がしましたけれど・・・




一緒に行った利用者さんに「面白かった?」と聞いたら「全然面白くなかったよ・・・心理テストを受けているようで気分が悪かった」ですって。うーん、それも一理はあるなぁ・・・と、しきりに考えさせられました・・・

同じカテゴリー(日記)の記事画像
父と子のひと時・・・
こんなところに(日本人じゃなくて)「すみれ」
初めての別世界・・・
初めての別世界・・・
お陰様でコロナにも罹患せずに・・・
歩くから・・・
同じカテゴリー(日記)の記事
 父と子のひと時・・・ (2024-04-19 19:15)
 こんなところに(日本人じゃなくて)「すみれ」 (2024-04-05 19:56)
 初めての別世界・・・ (2024-03-23 18:27)
 初めての別世界・・・ (2024-03-23 18:27)
 お陰様でコロナにも罹患せずに・・・ (2024-03-23 16:45)
 歩くから・・・ (2020-08-19 17:29)

Posted by shin344 at 20:21│Comments(2)日記
この記事へのコメント
はじめまして、プロフィールのコメント拝見して

ああっ同じ考えの方っていらっしゃるんだなーって

なんか嬉しくなっちゃいました。

 「人は年を重ねるだけ素敵になれる」

その通りだなーって(^^)y
Posted by anikianiki at 2008年11月28日 00:05
☆anikiさん。

はじめまして

そんな年寄りになりたいなぁと

言う希望でもありますが、

中々思い通りに

行かないものですね・・・
Posted by scemo3440scemo3440 at 2008年11月28日 06:57
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。