晩酌の友と独言日記・・・

職場でちょっと嫌な事があったので、ガス抜きをしに「ぢい散歩」しました・・・まずは、建設中のスカイツリーから始発です・・・

大分出来上がっていましたね・・・警備員さんの話しだと後80日位で完成するそうです・・・


これは、反対側の陽の当たる方から見ました・・・逆光と順光では、当然の事ながら、印象はかなり違いました・・・

下から見ているだけではなく、早く登って見たいと「高所」が嫌いな私にしては変な発想をしてしまいました・・・

浅草から、隅田川越しに見えるこの、大きな金の雲（私にはどうしても雲には見えないで困りますが）の下のビルは、今日初めて知りましたが、やっぱり壁面がキンキラキン・・・何だかとても幸せなものを見た気分でした・・・
金色の壁面に、金の雲が写っています・・・

新春の浅草仲見世通りですが、平日にもかかわらず、相変わらずですが、観光客、修学旅行の子ども達であふれ返っていました・・・


そして、カッパ橋通り商店街を、どんどん歩いて行きましたら、「入谷」とか「千住」とかの地名が出てきましたっけ・・・

やがて、ふと入った神社に、「樋口一葉」の記念碑があって、びっくり・・・神社の名前は忘れましたが、彼女の名作「たけくらべ」でこの神社のお祭りが舞台になったとの事でした・・・

そこで、たまたま来たバスに乗り込みましたら、お年寄りの原宿と言われる巣鴨に停まったので、お年寄りの仲間の私、ぢいさん、思わず降りました・・・

とげ抜き地蔵って、地名は良く聞きますが、生まれて初めて来ました・・・

とげ抜き地蔵さんの境内で売っていた焼き団子（100円也）一本が今日の私の昼食であります・・・

テレビで良く見かける「とげ抜き地蔵」さんです。地蔵さんというより、観音様なのかな・・・私もお身拭いすれば、心に刺さったトゲを抜けるのかなぁ・・・

とげ抜き地蔵の商店街は、ありとあらゆる、お年寄りグッズなどが、沢山売られていて、その楽しい事（日本一の赤パンツ屋には本当に笑えました）・・・お年寄りの原宿なんて比喩されてますが、少なくとも私は完全にこちらの「とげ抜き・・・」の方が安心出来ますね・・・


門前に僧侶が一人、立っていて何をするのかなぁと思っていましたが、こうして祈りをして功徳を施ししているんですね・・・若い人が功徳をされているのも何か良い光景です・・・
この巣鴨近辺は江戸時代、植木職人が沢山居て、植木の品種改良やらが盛んに行われていたそうです・・・3月下旬から全国一斉に咲き始める「ソメイヨシノ」は、ここ巣鴨近辺の「染井」で、人工的に作り出されたそうで、人工的に品種改良されたもの故、種からの発芽はないそうです・・・それでも、ここで作り出された一本の「ソメイヨシノ」が日本全国に咲き誇るってのは素晴らしい事ですね・・・その記念碑がありました・・・


この道は、この巣鴨の地に種を送ったり、全国から種が送られたりで、別名「種街道」と言うらしいです・・・今は全くそんな面影はありませんが、こんなつまらないただの場所でも、何か感動してしまいます・・・


その後、地下鉄で神保町に乗り込んで、本探しをしました・・・お目当ての本が手に入って、とても嬉しいです・・・といった、気紛れ傷心ぢいさんの東京ぶらり散歩を終わりました・・・全部で18419歩でした・・・ああ！すっきりした