2008年01月27日
松林図屏風・・・
今日の「新日曜美術館」でこの松林図屏風が紹介されていました。この絵は東京国立博物館に所蔵されている桃山時代「長谷川等伯」の作品です。下調べもせずに、博物館に何度かこの絵を観に行きましたが、未だに実物を観ていません。でも、私は世の中で一番美しい絵だと思います。霧の中に毅然と立つ松林を表したものですが、この霧で見えない部分に、この絵を観ている私のありとあらゆる心象風景が見えてくるように思うのです。
モーツァルトの音楽が神がモーツァルトを以って語られる神の領域の産物だとすれば、この「松林図屏風」もまた、神の領域で作られたとしか思えないのです。情報によると、夏頃に国立博物館で公開されるそうですから、今年は頑張って観に行こうっと・・・
2007年06月02日
日本を祝う展を堪能しました・・・
東京ミッドナイトタウン内に開館した「サントリー美術館」の開館記念展「日本を祝う」に行って来ました。
この展覧会は鎌倉時代から江戸時代の国宝、重要文化財を中心にした豪華絢爛な展示でした。おめでたい文様を集めた「祥」、日本の季節にあふれる花鳥植物をデザインした「花」、伝統的な祝祭や伝統行事に焦点をあてた「祭」、歌舞遊楽を思い思いに楽しむ「宴」、文様や色彩の美しいハーモニー「調」のテーマで展示されていましたが、それぞれのテーマの150点にも及ぶ展示物全部が、心の中に入ってしまいました。素晴らしい展示でした。
中でも私が大好きな陶器類の素晴らしさには、息を呑む思いでしたよ。少し紹介させて下さい・・・ 続きを読む
この展覧会は鎌倉時代から江戸時代の国宝、重要文化財を中心にした豪華絢爛な展示でした。おめでたい文様を集めた「祥」、日本の季節にあふれる花鳥植物をデザインした「花」、伝統的な祝祭や伝統行事に焦点をあてた「祭」、歌舞遊楽を思い思いに楽しむ「宴」、文様や色彩の美しいハーモニー「調」のテーマで展示されていましたが、それぞれのテーマの150点にも及ぶ展示物全部が、心の中に入ってしまいました。素晴らしい展示でした。
中でも私が大好きな陶器類の素晴らしさには、息を呑む思いでしたよ。少し紹介させて下さい・・・ 続きを読む