2010年10月31日

蕎麦の花・・・

蕎麦の花です。この可憐な蕎麦の花が、あの美味しい蕎麦になるなんてとても不思議です。蕎麦大好き、あの蕎麦を食道に流した瞬間の快感(「日本人で良かった!!」)がこの花を見ていても感じてしまうのも不思議です・・・

この蕎麦はかなりの荒地でも栽培できるそうですから、飢饉などで穀類が採れない時の飢餓植物の代わりもしたそうです。その蕎麦の花からは茶色の蕎麦の実が採れますが、その実の内側の芯に近い部分を挽いて作ったのが、白くて上品な「更級(さらしな)」蕎麦、皮ごと挽いて、少し茶色に近いのが「藪(やぶ)」だそうです・・・更科と藪、どちらも私は好きですが、食べるのは藪が多いように思えます・・・


この蕎麦の花は埼玉県北本市で偶然見つけました・・・  


Posted by shin344 at 10:50Comments(4)日記

2010年10月24日

北海道の写真・・・

さいたまの友人が北海道の写真を送って下さいました・・・



暑い夏なんか何処かにすっ飛んで行ってしまいそうな風景ですね・・・遠くに見える幻想的な山は、利尻山だね・・・地理の教科書で見た利尻富士って言う名称がひらめきました。

違っていたら恥かしいけれど、是非実際に見てみたい風景です・・・  


Posted by shin344 at 16:45Comments(0)日記

2010年10月16日

彼岸花孝・・・

彼岸の頃は大分過ぎましたが、毎年、忘れずに咲く彼岸花・・・何となく妖しくて、切ない花に思えます・・・
彼岸花は別名「曼珠紗華(まんじゅしゃげ)」と呼ばれますが、この名前が私は一番この花にぴったりしているように思えます・・・ちなみにこの「曼珠紗華」の語源はサンスクリット語の「manjusaka」を音読みにしたものらしく、意味は「天上の花」とか、「白く柔らかな花」という事のようです。この花や球根にはアルカロイド系の毒があり、ネズミや小動物に荒らされないように、田んぼのあぜ道とか、お墓に植えられたそうです。これは以前民俗学の書物で読んだ覚えがありますが、飢餓植物として植えられたので、お墓など普段子どもも近寄らないような場所に植えて、飢饉の時、何度も何度も毒抜きをして食べたと言う非常食の役割りも担ったそうですよ・・・

この彼岸花は、正確に言いますと、彼岸花の親戚で別名「鐘馗水仙(しょうきすいせん)」と呼ばれるそうですが、水仙の仲間というより地面からすっくと毅然と立ち上がる姿は黄色くても、彼岸花そのものです・・・



そして、お馴染みの彼岸花ですが、上のような理由から、お墓や、田んぼのあぜ道に植えられた事から、この素敵な花にとっては誠に迷惑千番な名前を付与されてしまったようです・・・

「死人(しびと)花」「地獄花」「幽霊花」剃刀花」「捨子花」「狐花」「はっかけばばあ」・・・

最後の「はっかけ・・・」になりますと、何だかもう彼岸花も自棄(やけ)になってしまうでしょうね・・・

彼岸花に、来年も会えて、息子が生まれた秋の彼岸の頃を思い出せると良いのですけれど・・・  


Posted by shin344 at 16:38Comments(4)日記

2010年10月11日

東京散歩・・・

はじめは、永田町の国会図書館に行くはずでした・・・永田町で地下鉄から地上に出ると、いきなり自民党本部で、制服の警官があちこち警備していまして、とっても落ち着いた気分にはなれませんでした・・・ですが、自民党本部の庭に咲く金木犀の花が香りと共に道路に沢山花びらを落としていました・・・

とても、心が落ち着きました・・・ところが国会図書館に着いた途端に目に入ったのが「本日閉館日」の無情な文字・・・普通の図書館の概念では日曜日は開いているのに、インターネットであらかじめ調べれば良かったなぁ、などブツブツ言いながら、再び地下鉄で深川界隈に行って、下町気分を満喫しました。


ここは「仙台掘川」です・・・深川辺りは、通運の手段としてかつては水上の方が便利でしたので、縦横に堀が作られたそうです・・・この仙台掘川は、伊達藩が、自国の物産を運ぶ為に掘ったので「仙台」の名前が着いたとか、山本一力氏に教えられましたっけ・・・

尚もテクテクと「ぢい散歩」して、清澄公園の前に来ましたら、丁度「亀戸」行きのバスが来ましたので、何も考えずに乗ってしまいました・・・


亀戸天神・・・別に思い入れはありませんが、一度行って見たかっただけなんです。七五三の着飾った子ども達が可愛かったので、思わず、「安産祈願」のお守りを買ってしまいました・・・


そして、船橋屋のくずもちを購入・・・叔母夫婦が亀戸に住んで居て、我が家へ来る度、この船橋屋のくずもちがお土産の定番でしたので、何となく懐かしくて・・・叔母夫婦は今でも亀戸に住んでいるはずですが、特に会いたいとも思いませんのでスルーしました・・・

そして再び地下鉄に乗り、「根津」で下車、この前暑い中をフーフー言いながら、ファブル・ブラント商会の初期の懐中時計を観にこの「大名時計博物館」を訪れましたら、9月末まで閉館でガッカリしましたので、今日再び挑戦です・・・

開いてました・・・良かった!!・・・正面の蔵のような建物が博物館かと思ったのですが、同じ敷地のかなりショボイプレハブの建物でしたが、大名が使用したと言う和時計は充実していました。そして例のファブル・ブラント商会のイギリス製懐中時計は、3~4点ほどそれらしきイギリス製のものがありましたが、受付の学芸員?さんに聞いても分からず大体これかな?と目星をつけて見ました。時計は当然ながら撮影禁止ですから・・・写真には撮れませんでした。



この画像は、ファブルブラント商会の懐中時計ですが、その該当の時計かどうかは分かりません。でも大体こんな感じの時計が懐中時計の全てでした・・・

そんな、本当に無目的に東京をウロウロ徘徊しましたっけ・・・けっこう楽しかったですよ・・・camera_01  


Posted by shin344 at 09:34Comments(2)日記

2010年10月09日

おかあさんコーラス・・・

歌唱力云々はさる事ながら、皆さんステージ衣装が素晴らしかったですね・・・舞台に花が咲いたようです・・・

上着が銀色のシックなステージ衣装です・・・


パープルに黒のロングスカート、これまた素敵ですね・・・


白一色のステージ衣装です・・・ここでピアノを弾きながら指揮をしている人は、日本では有名なドイツリート伴奏者、歌手(Takatu Kei)です・・・この合唱団の中に我が老妻も居りますが、はて何処にいるでしょうか?・・・  


Posted by shin344 at 18:24Comments(0)日記

2010年10月08日

金木犀の季節・・・

歩いていると、何処からか金木犀の香りが「落ちて」来る今日この頃です・・・本当に良いですね・・・

これは、散歩の途中で、根岸米軍住宅の庭にあった金木犀です・・・我が職場の金木犀は、剪定なんどしないで、伸ばし放題でしたが、こうやってきちんと手入れすれば、こんな風に見事な状態で花を咲かせる事なんでしょう・・・よし!来年までの間に見事に剪定してみようと決意する私でした・・・  


Posted by shin344 at 19:23Comments(2)日記

2010年10月02日

13人の刺客・・・

母の時代劇映画好きの血をひいたようで、時代劇はほとんど見逃しません・・・先ごろ公開された「十三人の刺客」を観に行きました・・・そう、最近は堂々と「シニア割り」です・・・

とにかく、凄まじい映画です・・・あらすじは、気ままに人を殺戮する残忍な明石藩の藩主を参勤交代の途中で暗殺しようと、13人の刺客が、ある宿場をひとつ丸ごと買い取って、藩主一行を待ち伏せしようとします。藩主側にも、藩主の蛮行に苦悩しつつも武士の本分は主君を守ると言う義務意識で藩主を必死で守ろうとするいわば軍師がいます・・・待伏せ場所、落合宿で、明石藩警護の武士200~300名対12人の武士(+民間の猟師1名)が壮絶に斬り合います・・・刺客側の首謀者(役所広司)がいいます、「斬って斬って斬りまくれ!!」そのまんまの映画でした・・・

もちろん物理的にいくら13人が強くても、200~300人を斬る事は不可能ですがそこは、娯楽の時代劇・・・観ていて感じたのは、黒澤明の「七人の侍」がリンクするような感じでした・・・お勧め度は不明、時代劇の好き嫌いもありますし、殺伐としたものの好き嫌いもありますから・・・  


Posted by shin344 at 18:07Comments(0)日記

2010年10月01日

今日から10月・・・

暑い暑いが毎日のご挨拶だった日々もすっかり遠のき、もうすっかり秋の気配です。職場の黄色い彼岸花も地面から筆のような花芽をにょっきりと出していました。やっぱり、日和見主義ではなくて私は、涼しいか、寒い方が好きですね・・・

通勤途中の日枝橋のところに咲いていた、彼岸花です・・・赤い彼岸花がごく普通に見られるものですけれど、職場のは黄色、ところによっては白い彼岸花もあるそうですが、白いのはまだ見たことがありません。赤い彼岸花は妖艶なものを感じますが、果たして白いのはどんな印象なのでしょうか・・・
今日は毎年恒例の共同募金幕開けの日です。横浜駅西口で、「共同募金にご協力お願いいたしま~す!!」・・・久し振りに大声を振り絞ったので、咽が嗄れてしまいました。今はもうやっていないのですが、コーラスで歌っていた頃は少々の大声ではめげなかったのですが、終わりの頃は、咽は嗄れるわ、セリフを咬むわ・・・歳だなぁ・・・

その後は、体力気力回復の為に「横浜富士」登山?・・・いえ、こんどは横浜駅東口の「そごう」10階(写真はそこにあった涼しそうなオブジェです)で、食事をしました。他の施設の職員さんら数人で頂きましたが、最初のビールの旨かった事・・・beer_01

この後仕事があるのにすっかり忘れて飲んでしまいました・・・飲んでしまったからには職場に行ける程「大物?」ではない私・・・こそこそと買い物をしたり、本屋で立ち読みをしたり、理髪店を冷やかしたりして酔いを醒ましましたよ。やっぱり私は所詮「小物」でした・・・face03  


Posted by shin344 at 16:58Comments(0)日記