晩酌の友と独言日記・・・

我が家で餃子を作りました・・・餃子の専門店ではおそらく、鍋肌をじっくり焼いて、油を馴染ませくっ付き難くしているようですが、家庭ではくっ付かないテフロン加工とかダイアモンドコートとかのフライパンが重宝します・・・我が家のも何加工なのかは良く分かりませんが、重宝しています・・・

ところでグループホームで餃子を作った時、ちょっと古いくっ付かないはずのフライパンにはめちゃくちゃくっ付いて苦労しましたので、職員さんに頼んで新しいものを購入して貰いました・・・

さぁ、次はこの新しいフライパンでくっ付かない料理を作ろうとしましたら何とたった一日でフライパンが傷だらけ・・・私の前に調理したAさんが何を使ったのか、もうガッカリしてフライパンを使わないメニューに変えてしまいました・・・

我が家で大事に使っているくっ付かないフライパンだと、こんな円形にしても安心して作る事が出来ます・・・  

まとめ買いにセンター南へ出かけ、そしていつもの魁力屋で昼食を摂りました・・・今日はラーメンではなく「やきめし」を注文しましたが、美味しかった・・・

前のバナナもそうですが、最近なぜか昔の事がふっと頭をよぎる事が多いようです・・・我が家の屋台骨のような存在だった伯母を失くしたのが原因か、私にそろそろお迎えが近いのかなどと考えます・・・

「やきめし」・・・魁力屋のメニューにはそう表示されていましたが、要するにチャーハンの事。でも、私が子どもの頃は「やきめし」と言っていた記憶があります・・・



チャーハンなどと洒落て称せられたのは一体いつ頃の事だったのか・・・私が中学生の頃「あみ印の炒飯(チャーハン)の素」と言うようなものがあり(今もあります)母も良く使っていましたが、その頃なのかなぁ・・・  

グループホームの食材を買い物していましたら、バナナの大房を見つけました・・・バナナは大体2～3本単位で売られていますが、この大房は20本程でした・・・即お買い上げ・・・もちろん自費です・・・

この大房を見つけた途端に、バナナがまだ高値の花だった頃、祖父母がこの位の大房のバナナを運んで来た姿を思い出しました・・・

何故かと言いますと、この戦争で昭和17年に殉職した伯父が大好きだったバナナを毎年伯父の命日になると、祖父母が伯父の霊前に供えていました。高値の花と言いましたが、当時は確かこの房で3000円から4000円した記憶があります・・・

今では500円弱で買えました・・・早速、その祖父母や伯父の眠る小さな仏壇に供えました・・・
  

反則キップなんて嫌な事は忘れて、根岸駅前で待ち合わせて友人と三渓園で遊びました・・・

横浜の豪商「原　富太郎(三渓)」が各地から移築した貴重な建物の数々が園に配置されています・・・

財力にものを言わせてあちこちの建物を買い取ったと最初は思いましたが、園内を廻っている内に、そうとばかり言えないのではないかと思えて来ます・・・





三渓園のシンボル的なこの燈明寺三重塔はじめ同寺の山門が移築されていますが、この燈明寺は廃寺になり、朽ち果てるなり、壊される運命にあったそうですが、それを原　三渓が買い取ったとの事です・・・


逆に考えますと、原　三渓が買い取らなかったら、この塔や山門は永久に人目に触れなかったとも言えます・・・







三渓園にはこんな風景が本当に似合いますね・・・










そしてこんな風景も・・・






ところで、こんな三渓園が先の戦争で空襲を受けています・・・それにより何棟かの貴重な建物が失われました・・・何故なのかは、良く分かりませんが・・・








爆撃をしない文化財などのリスト(ウオーナーリスト)なる存在があり、三渓園もそのリストに入っていたのです・・・

高射砲陣地があったとか、誤爆だったとか色々な説があるそうですが、所詮戦争は破壊です・・・

人類の素晴らしい遺産を易々と破壊する、中東辺りに居る、あの暴力集団の所業を見れば分かります・・・


  

夜勤の為の健診を受けてから、そのままかかりつけ医に定期受診しました・・・そこは所謂(いわゆる)「ネズミ捕り」の名所って知ってはいましたが、午後から根岸駅前で友人と待ち合わせがありましたので、中村橋商店街にひょいと入ると何と後ろに居たパトカーが商店街まで付いて来て停車させられてしまいました・・・が、スピードを出していた訳でもなく、何のために停車を命じられたのか分かりませんでしたが・・・

降りて来た警官の言う事には、黄色い線を越えたとか越えなかったとかこの段に至っても、訳が分かりません・・・納得した訳ではないものの友人を根岸駅前に待たせているので、何でも良いからさっさとしろよ・・・・・・っと、いらいらする私に反則キップ(6000円)が渡されました・・・

私よりむしろ待ち合わせた友人の方が怒りまくってました・・・「あいつら(警官)そんな些細な事で点数稼ぎやがって!!」」・・・彼も分かり難いその違反でキップを切られた事があるとか・・・

大事故に繋がるような違反なら納得し反省もしますが、こう言う訳の分からない事を待ち伏せして反則切符を切るなんて卑怯としか言いようがないです・・・  

カレーライスにしようと思いましたが、少し工夫をして「キーマカレー」にして見ました・・・玉ねぎや人参、ひよこ豆、そして粗挽肉をじっくりと炒めて作りました・・・



ご飯(ライス)の量は、それぞれ違いますから、その人に見合った量を真ん中に山状に置き、その上にきっちり7分間茹での玉子を置きました・・・

本当は茹で玉子を食べる前にざっくり割って、トロッとした黄身が、カレーに混ざる効果をねらいましたが、特に説明しませんでしたから、心得た人以外は皆さん別々に食べていました・・・  

武蔵小杉の「福屋」さん・・・テレビの「もやもやサマーズ」などでいじくられた「オヤジさん」の居る店ですが別に普通のお店ですし普通のオヤジさんです・・・「素ラーメン」「素うどん」の看板が目に付きますものの店内に入ると色々なメニューが揃っています・・・

昔々、我が家では「店やもん」と称する出前の食べ物がご馳走でした・・・丼ものは、玉子丼(たまどん)、親子丼、カツ丼、そして天丼の順番で値段が高くなりました・・・

父親は何時もカツ丼・・・母は何を注文したのかあまり覚えていませんが、冷し中華のようなものが好みだったように思います・・・

私は安いからではなくて、玉子が大好きだったのでもっぱら「玉子丼」・・・

福屋さんで思わず懐かしい「玉子丼」を注文しました・・・昔食べたそのままの味で思わず涙目になってしまいました・・・  

城郷(しろさと)町と言う昔から耳にしましたもののじっくりと探索した事もない町・・・名前の由来は前に紹介しました小机城の城下町のような場所だったそうです・・・その小机城に関する何かが残っていないかとテクテク歩きました・・・

城郷町の高台から日産スタジアムや新横浜方面を望みました・・・この景色を観ながらしつこい位に何時も思う事・・・去年の今頃はこんな城郷の丘に立って新横浜に住むなんて思いもしなかったなぁ・・・

これって、やっぱりまだ新横浜の地に足が着いていないって事かなぁ・・・前の住処に40年以上も居たので中々地に足が着くって難しいのかも知れませんけれど・・・




城郷町の「三会寺」と言うお寺に寄って見ました・・・お寺の由緒はおろか小机城との関連性は見つかりませんでしたが、この「あ」の仁王像・・・何となくユーモラス・・・

あっ!!・・・しまった!!やっちまった!!・・・

撮影不許可だぞ・・・写すんじゃないっての・・・ったく!!・・・


もうここは、小机町のようですが「本法寺」と言うお寺・・・どういう訳かは分かりませんが、三会寺も本法寺も日蓮宗のお寺でした・・・境内に踊るような「南妙法蓮華経」の文字の石碑がありました・・・

そしてここにも小机城の痕跡は見当たりませんでした・・・

テクテク歩いて結局菅田町まで来てしまいました・・・ふと目に入りました、水仙の群生・・・

このシーズン何処にも花が一斉に開花していました・・・本当の意味で春が来たなぁってつくづく思うこの頃です・・・  

センター南のスーパーで、1～2週間分の買い物をしました・・・これと言ったスーパーが少ない新横浜ですが、皆無という訳でもありませんものの気持ち良く買い物が出来るのはやっぱり今のところこのセンター南の「R」・・・

行き帰りの車で老妻と話題になるのは、去年の今頃は新横浜に住むなんて、夢にも思わなかった事でした・・・去年の5月初旬にこの話しが降って湧いて来ました・・・

ここ新横浜の物件は一昨年の6月に申し込んだ事はありましたものの、部屋が空いたら順番に斡旋を受けるのですが、抽選で何と総申し込み者の一番最後の順番でしかも待機の期限は一年間・・・こりゃ絶対に無理だわい、ともう念頭にも夢にも思わなくなりました・・・

そして、買い出しの後は例によって魁力屋でラーメンの昼食・・・帰りの車で妻がしみじみ言うには、「車ってお金がかかるけれど、こうやってまとめ買い出来たり、車のない頃には思いもよらなかった違う生活が出来るんだねぇ」「夫婦の会話も増えたし」・・・

そんな思いを噛みしめて食べるラーメン・・・これまた旨い!!・・・  

前の住処の猫の額より小さいベランダから同じく猫の額である今のベランダに細々と育てていた植物を連れて来ました・・・前の住処に比べて全く違うのは日当たりが抜群に良い事で植物達も気に入ったらしく、かなり皆んな元気に育っています・・・

例えばこのシンピジュームですが、一年置き位に申し訳程度に花を咲かせていましたが、今年は花の勢いが違います・・・

このシンビジュームは30余年前、ピアノ教師をしていた頃、Kさんと言う生徒さんから贈られたものです・・・あれから30年ですから小学生だったKさん、きっと良いお母さんになっているのでしょうね・・・このシンビジュームを見る度に立派に花咲いたはずのKさんを思い出します・・・  

ぺヤングのカップ焼きそばの横にPeyong(ペヨング)なるカップ焼きそばが置いてありました・・・さては、中国あたりがパチモンを発売したか・・・と、思いましたが、ペヤング゛の真横に置いてあるなんて見事、まさに開き直りも良いところですから、思わず二つを買ってしまいました・・・

若い頃・・・と言いましても40歳代位にはこんな焼きそばやカップ麺を受け付けていましたが、今はもうダメです・・・

これを食べた日には一日胃腸の調子を狂わしてしまいます・・・って、話しがそれてしまいましたが良く良くパッケージを見ますと、ペヨングなるもの、実は同じ「まるか食品」の製品でした・・・

何でなのかはちょっと分かりませんが、中国のパチモンのように、人様を騙す意思がないのでひとまず安心しましたけれど・・・

今日は勤めているグループホームで、私の大嫌いなスタッフ会議でした・・・夜勤明けで何処かでまったりとしている時間も取れずにホームに向かい、一時間早く食事の準備をしました・・・「肉じゃが」「白和え」そして「茶碗蒸し」「もやしの甘酢冷製」・・・これを一時間で用意するって、大立ち回りでした・・・

そして、再度言いますが、大嫌いな会議・・・会議が大嫌いなのは、私が関わった、どこの職場でも無駄な時間を費やして何の発展性もなかったからです・・・あらかじめ会議のガバナンスみたいなものが決まっていますからね・・・

いや、それはあなたの気の持ち様だと言われましても30年近く染みついた「会議の嫌いさ」はぬぐい切れませんねぇ・・・
  

結構悩みました・・・最初はビーフシチューをと思いましたものの、牛肉は煮込めば煮込むほど、ボソボソになってしまいます・・・すね肉やスジ肉だと良い具合にトロトロになるのですが、残念な事に、今日買い物をしたスーパーには「すね」も「スジ」も全く見当たりませんでした・・・

そこで、ビーフシチューは諦めまして、鯖の味噌煮を作る事にしましたが、またまた問題が・・・真鯖の切り身が全然ありません・・・

塩鯖で味噌煮を作る方法もあるにはありますが、しょっぱくならない自信はありませんから、ハタと困りましたがふとスーパーの魚加工場を見ますと丸のままの真鯖が見えましたので、加工場の人に声をかけて、「二枚卸しでも三枚でも良いので、とにかく5切れの切り身を」とお願いしました・・・

加工場のお方、「合点承知の助!!」とばかりにあっと言う間に作ってくれました・・・良いですねぇ、プロの職人の腕前・・・本当に観ていて気持ちが良い・・・

丸のままの魚を卸す技術を私は持っていませんが、機会があれば勉強したいと思います・・・

今日のメニューは、その「鯖味噌」と「卯の花炒り」「もやしのナンプラー炒め」「お吸い物」「カボチャの甘煮」「茶碗蒸し」です、あっ茶碗蒸しは保温の為レンジに入れたままでこの前みたいに、忘れた訳ではありません・・・

そしてご飯は初めて挑戦しました・・・大豆とヒジキの炊き込みご飯です・・・
  

銃・・・鉄砲と言う物騒な武器ですが、火縄銃と言いますと全く時代遅れの戦国時代の遺物と言う感はあります・・・実際幕末になり討幕軍も幕府軍も先を競って遅れた火縄銃より西洋の進んだ銃を手に入れました・・・

ところで幕末に遡る事300年前の戦国時代、実は銃の保有数は世界的に見ても一番だったと言う記録があります・・・そのままこの火縄銃が進化し続けましたら、日本人の事、世界一の銃大国なっていたのでしょうね・・・

でも、火縄銃を単なる美術品にしてしまったのは、武士の美学だったとか・・・銃であっても刀であってもその死に方の残酷さに変わりはありませんが、特に鉄砲での死に様の醜さが武士の美学に合わなかったと言う事のようです・・・

日本が世界有数の銃や刀槍社会でないのは、この武士の美学が今に繋がっていると私には思えてなりません・・・

  

新横浜でラーメンと言いますとまず思い浮かべますのは「ラーメン博物館」・・・今の住処に移動してから1～2度行きましたが、今ではラーメンとさ言いますと、魁力屋かここ揚州商人・・・と、大体決まったようです・・・

私はやっぱりさっぱりした醤油味のラーメンが好きです・・・これは揚州商人の中国チャーシュー麺です・・・

魁力屋は標準で注文しますと背脂がしっかりと入っていましたが、背脂抜きで注文しましたら、すっきりした醤油ラーメンでした・・・

うっ、旨い!!・・・  

今日は餃子がメインでした・・・餃子に使う食材は餃子用の粗挽き豚肉ですが、何処のスーパーでも売っている訳ではありません・・・グループホームでの食事作りをして3年になりますが、色々な食材を手に入れる内に気が付いた事があります・・・


食材はそこそこの品質のものでも、美味しく作ろうと言う熱意があれば何とかなります・・・素晴らしい食材でももちろん何とかなります・・・

でもでも、どうしようもない食材からは何も生まれない様に思えます・・・


餃子の他は、里芋の手羽元の煮物、中華味コーンスープ、そして中華味の茶碗蒸しでした・・・



  

五年前のあの時・・・私はまだ現役で、施設内の広い場所で、木製のドアにペンキを塗っていましたがいきなりユラユラし始めましたので、脳出血か梗塞の症状が現れたかと思っていました・・・

隣りの作業部屋から利用者さんがバラバラと飛び出して来たので初めて地震と気が付きました・・・施設の前は道路ですから「道路に飛び出さないで!!」と絶叫したのを思い出します・・・

事務所に戻りますとテレビが仙台付近の津波がゆっくりと田畑を呑み込んでいる光景が目に入り、当時仙台に居た息子夫婦へ電話をしましたものの、全く通じませんでした・・・

妻の実家も被災地に近かったのですが、海からはかなり遠くだったので、少なくとも津波は大丈夫だと安心でしたが・・・屋根瓦が落ちた程度だろうと実家の心配をしましたものの、まさかよりにもよって全町避難で未だに帰れなくなるなんて、その時は思っても見ませんでした・・・

津波に吞まれて亡くなった人々の冥福を祈ります・・・「フクシマを　忘れた振りして　再稼働」こんな言葉を思い出します。原発は5年経った今でもどうなっているのかさえ分からないそうですね・・・

そんな事を考えながら食事を作っていました・・・メニューはハンバーグ・・・ハンバーグにかけるデミグラソースに生クリームを加えて見ましたがちょっとコクが増したように思えました・・・今日は粗挽き肉が手に入りましたのでハンバーグらしいハンバーグになったと自画自賛しております・・・添え物の人参一つ利用者さんが「パクッ」と食べた後に撮りました・・・

立ち入りが制限されている妻の実家へ6月にやっと入る事ができる許可が出ましたので、この目で希望でも発見できるならばと思っています・・・  

前回の「忘れた」を繰り返さないように、と言う訳ではないのですが、今日は一点集中・・・「五目あんかけ焼きそば」を作りました・・・五目と言うのは五品目の食材と言う訳ではなく、五目＝沢山と言う事のような気がします・・・このあんかけを作るのに集中しましたが結局のところ、11品目ありました・・・




①白菜②キャベツ③きくらげ④豚肉⑤イカ⑥椎茸⑦竹の子⑧ウズラの玉子⑨人参⑩玉ねぎ⑪チンゲン菜・・・以上無理くりの11品目でした・・・

そしてワカメとゴマの中華スープでした・・・

冷蔵庫にも電子レンジにも出し忘れは・・・あるはずないですけれど・・・
  

認知症発症か、と思わず愕然としました・・・頑張って「イカ大根」「ポテトサラダ」「白和え」筍ご飯」などを作りました・・・

いっただきま～すと食事が始まりそして終わった頃、ふと電子レンジで「茶碗蒸し」を作っていたのを思い出しました・・・

不幸中の幸いで、食事の後は自分の使った食器は自分で洗って帰るのですが、まだ誰も帰っていなかったので、「デザートの積りで食べて下さい」と苦笑いして出しましたら皆さん笑って食べてくれました・・・


しかも「お店で食べるのよりずっと美味しい」とのコメントを頂き恐縮する事しきりな私でした・・・

メニュー表に記入してしかも写真まで撮っておいて、それでも忘れるなんて・・・来る時が来たかと一瞬思いました・・・  

「ひな祭り」です・・・姉妹のいない私にはこの日女の子がどんな気持ちで過ごすのかは分かりませんが・・・

親や祖父母たちは「女の子」の健やかで美しい成長を願ってお祝いをするようです・・・

そんな親の切実な願い通りに幸せを掴んで成長する女の子もいる反面、その逆もあります・・・

20歳代の頃私はどちらかと言いますと不幸な経過を辿りつつある「女の子」の当時教護院(現児童自立支援施設)に勤めた事がありますけれど、そこに居た女の子たちはきっと今は幸せに暮らしていてひょっとしますと自分の娘に「ひな祭り」のお祝いをしているのかも知れません・・・いやいやあれから40数年たっていますから良いおばあちゃんになって孫のお祝いかも知れません・・・

グループホームにいるかつての「女の子」も、精神の病気を得たりして必ずしも幸せとは言えないかも知れませんが、ホームで落ち着いた生活をして将来は幸せになれると良いなぁ・・・

そんな思いも込めて「ひな祭り」の定番・・・ちらし寿司を作りました・・・
具材はほとんど手作り・・・「かんぴょう・高野豆腐・マグロのお刺身・錦糸玉子・きぬさや・レンコン・カニカマ・干椎茸・いりごま・シラス干・竹輪」・・・

それとはんぺんと三つ葉のお吸い物、茶碗蒸しを付けました・・・もちろんかつての「男の子」にも食べて貰いましたが、美味しいものが「心の栄養」になってくれたとしたらかつての「男の子」、私にとっても嬉しい事ですけれど・・・  

私は調理・・・まだまだ余裕なく懸命に作っていますし、事務や生活支援をする職員も仕事・・・もちろん利用者の声を聞くのも仕事の内ですが、その共同スペース兼事務所と言うべきところに利用者さんの一人が居座ってグダグダと何時間も愚痴り始めました・・・私は直接この利用者さんの話しを聞く立場ではありませんが狭いスペースでの話しが耳に当然入り、疲れた事この上なかった・・・こう言う愚痴の垂れ流しのような事は私は本当に苦手・・・愚痴を聞いて対処する立場だった頃は、別室に呼んできちんと話しを聞き対処していたのですが・・・

もう少しで、キレるところでした・・・まぁ、でもキレたとしても所詮私の事、せいぜい「悪いけれど部屋に戻っていてくれる?」てな事でしょうけれど・・・

今日は、少し予算が付きましたので、牛肉をしっかりと奢(おご)りまして「すき焼き」を作りました・・・皆ですき焼き鍋をつつき合うのは衛生上無理ですから、食材を別々に煮て食べる直前に盛り付けました・・・

そして、鰤(ブリ)の「アラ」を使っての「ブリ大根」でした・・・昨日観た料理番組で大根は皮も美味しいと聞きまして皮を剥かないで作りました・・・

口触りを大切にする日本料理だとしましたら大根の皮つきはちょっと頂けませんけれど、美味しさと言う点で皮は確かに旨いです・・・

食事が終わる頃にはキレそうな気持も収まりましたが、まだまだ修行が足りないなぁ・・・