2019年01月25日

今年も・・・

今年も残り11か月強となってしまいましたが、皆さんお元気ですか?・・・この前テレビで放映していましたが、大人の時間が子供に比べて早く進むように思えるのは、大人は子供より「ときめかない」からだそうです・・・そう言えば大人の夕暮れ時になった私が思うに物心ついてから中学生頃までは実に長かったように思えます・・・少年時代、ボーっと過ごしていたようにも思えるのでしたがやはり何かに「ときめいて」いたんでしょうかね・・・

昨夜、車での仕事帰りにFMで「バンクライバーン国際コンクール」受賞者のピアノ演奏が流れていましたが、この「バンクライバーン・・・」に日本の全盲のピアニスト「辻井伸行」さんが優勝したと聞き、心は途端に子供の頃に戻ってしまいました・・・

子供の頃、両親のどう言う思惑があったのか、それとも巡回映画で学校で観たのかは分かりませんが、全盲のバイオリニスト「和波孝禧(たかよし)」さんの幼い頃の映画の一場面を連鎖的に思い出したのでした・・・

バイオリンに夢中になる和波さんの母親は全盲の我が子には他に学ぶべき何かがあると思ったのかどうかは分かりませんが、和波さんからバイオリンを取り上げて和波さんの手も目も届かない箪笥の上に隠してしまいましたものの、和波さんは見事探し出してまた夢中でバイオリンを弾き出すと言った内容でした・・・

全盲のバイオリニスト和波孝禧さんのエピソードでしたが、不思議な矛盾点もあります・・・和波さんは私よりわずか2歳年上ですから、私が幼い頃も彼もまた幼かったはず・・・きっと、バイオリン界の神童として名前が売れていたんでしょうか?・・・

私ももうそんなに長い人生が残っているとは思えませんが、せいぜい「ときめいて」生きて行きたいと思うのであります・・・  


Posted by shin344 at 11:54Comments(0)日記