2007年04月04日

夜桜・・・

公園のライトに映し出された散り際の夜桜です。



昼間の桜も良いのですが、澄み切ったブルーの空に映える桜以外、これぞと思える桜にどうも出会えません。

夜の桜は、何と妖しいのでしょうか・・・


美しく、厳(うつく)しく、哀しくて、妖艶な女性の有終の美・・・昼と夜とではどうしてこんなに違って見えるのだろう?

年々歳々花同じからず 人また同じからず  


Posted by shin344 at 14:22Comments(7)

2007年04月01日

日米親善桜祭りへ・・・

横須賀米軍基地へ行って来ました。人出は大した事ないのでは、という予測は横須賀中央駅を降りた途端に裏切られました。いかにも参加する格好をした人人人人・・・うじゃうじゃというのが感想です。

この通りですが、これでもお昼時を少し過ぎてましな方です。大多数の人は食べ物の屋台に並んでいるか、桜の下で食事ですから・・・・

横須賀軍港には特別な思いがあります。私の伯父(父の兄)と祖父は生粋の海軍士官でしかも、この横須賀鎮守府に配属されていました。そして、昭和17年5月伯父と祖父はここ横須賀からアリューシャン沖作戦に出陣しました。祖父は「球磨川丸」という輸送船の監督官、伯父は駆逐艦「子の日」の水雷長としてでした。祖父は無事に帰還しましたが、伯父は7月5日に艦と共に沈みました。そんな祖父と伯父が一時期過ごしたこの軍港を一度見たいとは思いましたが、もはや米軍の管轄の地、しかも軍の施設ですから、中に入ることすら無理と決め込んでいましたよ。そんな時に、中を見る機会をある方から教えて頂いて今日行って見た訳です。感想は後ほど述べますが、まずは、機会を下さった方にお礼申し上げます。
これは、基地内の見事な椿です。
色々な艦船も見せてくれましたよ。


ある艦艇を何と1時間半並んで見学しましたが、その行列に向かって海兵隊員が和太鼓をサービスしてくれました。あまり上手ではなかったのですけれど、当人達が楽しそうに演じていましたし、そのサービス精神に拍手です。


何だかゴミ箱の蓋のようですが、戦闘の時はここから、ミサイルがボンボンと飛び出すのです・・・おとろしや~!


これも、ミサイルを放り出す武器・・・英語の説明で「ミサイルシステム」と言うのだけ聞き取れましたよ。こんなのまともに撃ち合う戦争なんか止めれば良いのにねーー。


横須賀港の景色、この風景を見ながら祖父や伯父は出航したのかなーー。あちらは多分海上自衛隊のブースかと思いますけれど・・・

こちらは関係者以外立ち入り禁止区域です。ここからは感想ですが、貴重な軍港を見ることが出来たのは大変に良かったのですが、軍の施設という事は重々分かっていて、機密というものが当然あるので納得しなければならないのですが、やはり、各所に警備の米軍人が立って、ピリピリしているとか、近寄ってはならない場所へ近づき過ぎると、手を振り振りして制止されるのを見ると、頭では分かっていてもやっぱりあまり気持ちが良くないですね。でも、アメリカ文化の一端を垣間見てとても楽しかったですよ。あの文化の中で生活しろと言われたら、私は多分3日位でうつ状態になりそうですけれどね・・・基地を出て、横須賀市街の漢字の看板を見て、ホッとしたことは確かです・・・face04


今日の肴は、アボガドとマグロのワサビ醤油和えと、昨日のチヂミ・・・チヂミは宿命と責任でしっかりと頂いております。こういう責任なら何時でも取りたいですね・・・明日は、講演依頼にある精神科医師と会います。今まで仕事上でお会いした精神科医師って、どなたも木で鼻をくくったような先生ばかり、まともな医師に出会った事ありませんが、明日お会いする先生、初対面なんです。良い先生であると良いんですけれどねー・・・face06  


Posted by shin344 at 18:16Comments(6)日記