晩酌の友と独言日記・・・

私の愛車が、私の住むマンションのすぐ上に明日７月１日から引越しする予定です・・・今まではちょっと歩いたところに駐車してましたので、夜中に車上荒らしや車そのものが無くなっているのではと心配はありましたので、少し安心です・・・

これが、最後の駐車場に収まっている愛車の姿です・・・逆光も構わずに撮りましたので、しっかり光が入ってしまいました・・・

ところで、今日は新宿サボテンで昼食を摂りました。私はあまりお腹が空いていなかったので、作ってくれる人には申し訳けないのですが、「勉強」の積りで「生姜焼き」を頂きました・・・


小松菜のお浸しも、金平（きんぴら）も、そして生姜焼きも、しっかりとしたレシピで、一流の料理人が作ったのかも知れませんが、私の「勝ち」・・・うがってはいると思いますが、勝ったと感じました・・・

盛り付けには大いに学ぶものはありましたけれど・・・

味噌汁は私の祖父母が何時も食べさせてくれた多分「名古屋八丁味噌」で、本当に美味しかったです・・・懐かしさも美味しさに繋がるんですね・・・きっと  

水戸へ行く前に「天狗党」の事を色々と調べていますが、4～5年前に読んだ吉村　昭著「天狗争乱」を再び読み始めました・・・尊皇攘夷を説いて回る天狗党の面々・・・頼みとする徳川慶喜に裏切られた天狗党の最後の悲惨さだけが、記憶に残ってしまい、その経緯、幕末の原動力への影響など随分沢山の事を見落としていたように思います・・・

前の記事で「藤田東湖」が首謀などと書きましたが、それは間違い！！「尊皇攘夷」思想は「東湖」から引き継いだ息子「小四郎」が水戸藩主と共に京都へ登った際、父の説く「尊皇攘夷」思想が広く蔓延している事を知り益々思想を深めて起こした党でした・・・

ただ、一部の天狗党員の一般市民への乱暴狼藉により評判を落としたり、幕府との意見の違いにより、かえって弾圧を受ける仕儀になってしまいますが、彼等「天狗党」は水戸はじめ那須野→冨岡・下仁田→信州・和田峠→伊那谷→中仙道・馬籠→美濃路→越前・敦賀へ大行軍をしますが、結果的には、藤田小四郎はじめ、武田耕雲斎など２４名を断首または死罪にし、ついで352人も斬罪・死罪とし、その他彼らの家族も死罪となり、この天狗党は徹底的に弾圧されてしまいます・・・

さて、この天狗党の事を調べれば調べる程あまり水戸市中に天狗党所縁の遺跡はなさそうですが、是非観ておきたいのは、敦賀で天狗党の主だった者が押し込められた悲惨な「鰊倉（にしんぐら）」が移築されているそうですので、それだけは外さないようにする予定です・・・
  

老妻の合唱団が、関東大会で水戸に行く事になりました・・・全国大会は大阪とか言っていましたが、全国はどうかなぁ？・・・毎年、関東大会には滅多にない旅行の口実として聴きに行っていましたが、今年も水戸まで行って来ようかと思っています・・・ただ今年は、車を手に入れた事ですし、霞ヶ浦や利根川に突っ込まない限り、のんびりとドライブしようと思っています・・・老妻は、団の仲間たちと練習本番など色々とありますから、私は万一湖に突っ込んだとしても良いように、完全別行動とします・・・

ところで水戸と言えば、「納豆」なんぞと野暮な事（もちろん納豆はしっかりとゲットしますけれど）を言わず、命懸けで行くからには、何か自分なりのテーマを作ろうと思いまして、幕末に水戸で挙兵した「天狗党」なるものにスポットをあてました・・・

藤田　東湖を首謀とする「水戸天狗党」・・・徳川慶喜に期待をして、「横浜鎖港」を主張した天狗党・・・結局慶喜に裏切られた800名余りの烈士達は処刑されてしまいます・・・その歴史の流れや、処刑された場所などをこの目で見て来ようと思って居ります・・・

水戸黄門様の遺跡はこの際あまり注目しなくても良いかなぁ・・・  

仕事仲間や、気の合った友人と飲みに行ったり食事に行ったりという事が絶えました・・・いえいえ、決してそれを望んでいる訳ではないですが、たまにはパーっと飲んで騒ぐのもいいなぁと思うことはあります・・・こんめし・ちかでん・・・典型的な社交辞令ですね・・・そんな気もないのに「今度飯（めし）喰おう」「近いうち電話する」・・・私も何度かこんな社交辞令の応酬をしたことはありますが、電話も飯も食べてはいませんね・・・

去年退職した時に、そのうちに「飲もう」と言った人はいますが、未だに「飯」も「飲み」も「電話」もしていませんし、これからもしないと思います・・・

画像は、我が家のベランダで収穫した梅の実です・・・小さな鉢植えの梅ですから、これだけの実を着けたままだと木に負担がかかると思い採りました・・・小さいなりに、立派に花が咲き、実を着ける・・・ここに「社交辞令」なんてありませんね・・・