晩酌の友と独言日記・・・

この不思議なものがある後ろの更地は、最近まで、何を製造していたか分からないような工場か、物置かがありました。

更地になっても何故か、このものは放置されていますが、門柱でもなし、モニュメントでもなし、子どもが学校の工作で作ったものにしては大き過ぎるし、はて、何でしょうねー・・・

この場所は少なくとも明治42年までは田畑や湿地で、関東大震災の頃も住宅がチラホラという場所です・・・  

「ごーやーちゃんぷるー」、あのごーやーのほろ苦さが夏バテ防止になるそうですね。


これを盛っている器は沖縄出身の陶芸作家が、私の為に焼いて下さいました。私の好きな曲、「花」の歌詞が書いてあります・・・ごーやーちゃんぷるーにはピッタリて゜しょう？

ごーやーちゃんぷるーは自家製ですが、一日前の作なので、ごーやーの色が落ちてしまいました・・・逆に味が染みてとても美味しかったです・・・果たして今年は、夏バテ予防になるかな・・・  

空気が爽やかな箱根です・・・暑くなく寒くなく今が一番気持ちの良い箱根でもあります。

いま尚噴煙の上がる大涌谷で、箱根でも人気スポットなんですが、何と日本人より中国、韓国人観光客の方が多いんです。飛び交う言葉は確かに中国語と韓国語がほとんど・・・案内板も日本語韓国語中国語で書かれていました・・・以前は日本語と英語表記だけでしたが、時代の流れを感じます。

名物黒玉子をひとつ頂いて7年寿命を延ばしました・・・ひとつで7年ふたつで14年、みっつで死ぬまで生きられるんだそうです・・・

そして、生まれて初めての体験・・・ブラックバスを食べました。このフライは一番右がワカサギ、ニジマス、ヒメマス、そして一番左がブラックバス・・・ブラックバスは釣っても釣った場所に返す「キャッチ＆リリース」の魚で食べてもあまり美味しくないとか聞いた事があります。恐る恐る口に入れましたが、淡白な白身の魚で、まるで鱈のフライのようでしたよ・・・

  

バスの中で、「卒塔婆」を見かけました・・・


持っている方に失礼なので、カメラを操作点検をするようなポーズでそれとなく写しました。この一本（・・と、言って良いのかどうか？）で感じましたのは、今は卒塔婆の少ないお墓（あまり卒塔婆の意味を痛感しない私ですので・・）に眠る私の両親は、こういうものを、欲しがっているのだろうかという事・・・生きている人の自己満足ではないのだろうかと言う事・・・  

以前、テレビドラマ「あ・うん」（向田邦子）が大好きで、水田仙吉（フランキー境）が私で、門倉修造（杉浦直樹）が奴（やつ）だと完全に感情移入して良く観たものです。その奴は、私の父がつまらないつまずきで、借金だけを残して、逃げ回り、父の関係者はもちろん、私の友だちも、親戚たちも潮が引くように見事に消えて行った時も、奴は決して私を見捨てずにいてくれました。今、私があるのは奴のお陰と思う大親友です・・・

その奴が、悪性の病気で入院してしまいました・・・お見舞いの積りで顔を見に行きました・・・

私：「お前、なんでこんなところにいるんだ？」・・奴：「お前こそ、何しに来たんだ？」・・私：「早く出て来いよ」・・奴：「いいから、もう帰れ」・・私：「じゃあな」・・

これだけの会話で、奴の苦しみ、悲しみ、絶望と希望が分かるような・・・これが「あ・うん」かな・・・

  

韓国語で「はい」は「예・・イｪｰ」ですよね。王様に対してはもちろん「イｪｰ」ですが、もうちょっと、改まらない場合は「네・・ネー」でもＯＫです。


「네,그래요・・ネー、クレヨ・・はい、そうです」「네,좋아요・・ネー、チョアヨ・・はい、いいです」「응・・ウン・・うん」。このウンは、おもに目下の者に対して使います。おや？何だか日本語？・・・

子どもの頃、「うん、じゃありません！はい、でしょう？」って良く言われたっけ・・・
  

会議の開始時間を2時間も間違えていました。たった一時間の総会なのに、2時間前に会場へ行ってしまい、時間をどう潰すか苦労しました。職場へ戻るのも、家に戻るのも中途半端な時間だし・・・


お昼時とて飛び込んだのが「梅香亭」。本当にレトロなお店、味もレトロ・・・子どもの頃に食べた「ハヤシライス」そのまんま・・・家で作るハヤシライスでは、こんな味出せなかったなぁ・・・何かのお祝いだったのでしょうか、デパートの食堂で食べた幸せな思い出が甦る、不思議な味でした。


結局この梅香亭近くの横浜公園や、ここ「日本大通り」で時間を過ごしました。この日本大通り、横浜開港当時は、向かって右側エリア一帯が外国人居留区で、左側は日本人が住み商売をしたらしいです。尊皇攘夷などと言って外国人を排斥する動きがあって、日本人と外国人をあまり接触させなかった名残りですね。  

職場の人も通る、猫も犬も通るちょっとした窪みに山鳩が一羽、うずくまっていました。

トンビにでも襲われたのか、飛べない様子でしたので、大きなプランターに入れて安全な場所に保護して、翌日見ると、大分元気になっていた様子なので、外のもしかしたら、猫が闊歩するかも知れない草むらに放しました。しばらくしてまた見に行くと、もういませんでした。飛べない鳩なら絶対に乗り越えられない壁に囲まれた場所でしたので、探し回りましたが猫に襲われた跡もないですし・・・

ふと、私の耳に「テテポッポ、カカポッポ・・・」と一羽で電線に止まって鳴いている山鳩の声が聞こえて来ましたが、もしかして、あの鳩かなぁなんて思ってしまいました。

公園などに群れている土鳩は意地汚くてどうも苦手なんですが、何時も一羽でひっそりとしている山鳩は好きです。東北地方の人が山鳩は「テテ（父）ポッポ、カカ（母）ポッポ」と鳴いて親を探しているんだと言っているのを聞いた事があって余計親しみが湧きましたね・・・  

「ありがとう」と素直に言えるという事はこんな仕事をしていますと、特にとても素晴らしいと思います。


多分、韓国ドラマで「ありがとうございます」はもっぱら「고맙습니다・・コマップツムニダ・・コマスニダ」ですよね。韓国語で「ありがとう」は「고맙다 ・・コマッタ」なのです。ありがた迷惑？いえいえ決してそんな事はないと思いますけれど・・・他に「감사합니다・・カムサ（感謝）ハムニダ」なんてのが、あります。目下の人に対しては「고마워・・コマウォ」なども言います。それに対して「どういたしまして・・・You're welcome・・・천만에요（チョンマネヨ）」なんて格好良く返したいですね・・・日本語ではもしかしましたら、もう忘れられているようなコミュニケーションかも・・・  

向かって右から、昨日炊いた蕗と筍の煮物。真ん中は、筍の炒り煮、そして、筍ご飯です。これだけの量を頂いたのに、お腹に溜まらないって、旬の食べ物が、医者をも遠ざける腹八分目・・何となく分かったような気がします・・  

近くに「早渕川」と言う、小さな川が流れていてとても良い散歩コースです。一時期はドブ川のようでしたが、最近は大分綺麗になりました。それでも、家庭排水は多少入るらしくて、鯉などが放流されてはいますが少し濁っている感じがします。

川は、両岸にフェンスが張ってあって人は入れませんので、鯉や鴨などが、ノンビリと遊んでいます。川を愛でながら歩いていると、何と亀が日向ぼっこをしているではありませんか・・・しかも、ミドリ亀（ミシシッピーアカミミ亀）なんです・・・


そして、注意して見ますと、ここにも・・・


川の中で鯉と遊んでいる亀もいましたよ・・・
あそこにも・・・・

あの亀たち、冬は何処で冬眠していたのかなぁ・・・ミドリ亀として子どもに人気のこの亀、大きくなって手に負えなくなると、川に捨ててしまうんでしょうね・・・何を食べて生きているのかなぁ、捨てられてしまったのを悲しんでいるのかなぁ、それとも、わずかな自然を謳歌しているのかなぁ・・・色々と考えさせられてしまって、亀の甲羅干しも、のどかさも中位なり・・・になってしまいました・・・  

福島から、蕗と筍が送られて来ました。しかも、年寄り夫婦二人でどう処理するのって位、沢山ですが送って下さった義妹には感謝感謝！・・・



野蕗と違って、太いものです。これはキャラブキにするより、煮付けにした方が美味しそうです・・・アルカリ水でアク抜き茹をして、今、一本一本皮を剥いているところです。この横の大鍋で、筍も茹でています。


その筍と、薩摩揚げ、ニシンで煮付けました・・・これはもう完全に初夏の味です・・・旬の食べ物は寿命を延ばすっていいますが、これで、1.3ヶ月位は延びるかな・・・  

人と会った場合その場の状況に応じて色々な挨拶をしますが、それは韓国でももちろん同じです。

良く知られているのがこの「안녕하십니까?」です。これは自分より目上もしくは同等の人への挨拶です。안녕・・・アンニョンは「安寧」という意味ですから「安寧でしたか？」⇒「（お）元気でしたか？」。

他に目上や同等の人との挨拶に「안녕하세요？・・アンニョンハセヨ？」なんてのも使うようです。

あと、目下の者には「안녕？・・アンニョン？」。日本人だったら、「元気？」「やあ！」位の意味でしょうね。

안녕하세요？は「こんにちは」だけでなく、「おはよう」や「こんばんは」の意味も含みますから、何時から何時までが「おはよう」で・・・なんて気を遣わなくても良いんですね。でも間違えても目上の人に「안녕？」なんて使わないようにね。私だって若者から「元気？」なんて挨拶されたらムカつきますよ、きっと・・・  

最近、ギャンブル依存症のＹさんが、定期代の一万円そこそこのお金ですが、それを持ったまま消えてしまい、使い果たした時点で、もう一度やり直しをしたいと泣きついて来ました・・・

私たち職員は色々と話しあって、他のギャンブル依存症者への影響などを考えて、結局退所してもらいましたものの、私としては、本当にそれで良かったのか、ギャンブル依存の本質的なことを私は分かっていたのだろうか、Ｙさんに対して、私たちは責任を果たしたのだろうかなどと、もやもやし通しでした。そこで、この3日間の連休で、ひたすら「ギャンブル依存症」のことを学ぼうと決めました。

そして、この3日間、図書館通いと、ネットでの検索をして、少し、見えて来た気がします。それにしても日本は、依存症者を大量生産する社会のような気さえしてきました。甘いジュースもどきのお酒でビギナーを誘い、アルコール依存症へのドアを開かせるテレビＣＭとか、若年者にもパチンコ屋へ躊躇なく踏み込ませるような遊園地をイメージさせるパチンコのＣＭや折込広告、そして、相変らず口当たり良く美女が笑いかけるサラ金の宣伝・・・  

昨晩遅く、息子、仙台に引っ越したはずなのに、ウンでもスンでもないので、もしかしたら、仕事先で尻でもまくって（短気な江戸っ子が、着物の尻をまくって、「ええい！こんなところ辞めてやらぁ！」という表現です）今頃ニートでもしているんではと、ちょっと心配していたんですが・・・メールが入って今日帰るという事でした。



朝方帰って来たようですが、夕方になってやっと顔を見ました。お土産は「白い恋人」から「萩の月」やっぱり仙台に引っ越したんだなぁーと実感できましたし、ニートにもなって居なかったようです。  

久し振りの「納豆＋豆腐」、なっとうふのお出ましです・・・



器の中にはお豆腐がしっかり入っています。その上に、子持ちモズクでといた納豆、その上にちょっとアクセントで、タラコ・・・この器は、私の好きな「花」の歌詞を、ある陶芸家の方が焼き込んで下さったんです。泣きながら、笑いながら「なっとうふ」を粘らせております・・・  

横浜橋商店街入り口の「立野」の海鮮丼です・・・




小汚い厨房が丸見えで、恋人と来るにはちょっとロマンチックではないですけれど、横浜橋商店街辺りの空気が大好きな人にとっては堪らなく魅力があるんでしょうね・・・旨くて、安くて・・・これで600円て、前にも言いましたっけね・・・  

♪鉢植えの紫蘭の花　朝の雨に打たれ　息たえだえに　ただひたすらに～（陽はまた昇る）



この蘭も、随分長命です。何処で手に入れたか記憶がないほどの昔から我が家のベランダで毎年可憐に咲き続けています。そして、この花を目にする度に、心に浮かぶのは「陽はまた昇る」のこの歌・・・大好きな歌です・・・





そして、同時に想い出すのは、今は亡き父にこの花の名前を尋ねたら、一言「しらん」・・・私は子どもの事とて、「知らん」と父が言ったとずっと思っていましたよ・・・