晩酌の友と独言日記・・・

学生時代、「鯖の味噌煮定食」はお金にちょっと余裕がある時にしか食べられませんでした・・・今ではどんな味だったのか覚えていません・・・本当に旨い鯖の味噌煮の理想は何かの基準も分かりませんけれど何度か作って、食べてくれる人の反応を参考に色々と進化させて来ました・・・

今日の工夫は、味噌煮と一緒に炊くゴボウを大きく切った事・・・圧力鍋で50分煮た後は甘い味噌味等々で味を整えて更にじっくりと煮込みました・・・そして煮汁も無駄にしないように片栗粉でとろみをつけました・・・

そして、麻婆茄子と箸休めの酢の物、味噌煮に味噌汁って言うのもナンセンスなので、ニラ玉汁にしました・・・これで390円です・・・
  

子どもの頃「とんぼ釣り」という遊びがある事は知っていましたが、一度も遊んだ記憶はありません・・・とんぼが空中を浮遊している虫などを捕らえる性質を利用した遊びです・・・

棒の先に糸を付け、その糸の先にとんぼの餌になりそうなものをつけたようです・・・ただそれだけですと、とんぼが餌に食いつくだけですから、昔はその餌にとんぼを痺れさせて確実に手に入れる植物を摺ったものをつけたらしいです・・・





これは中原街道沿いの旧醤油屋前に置いてあった石の台状のものですが、その上の窪みについて説明はありませんでしたものの、これが「とんぼ釣り」の植物を潰した跡だと直ぐに分かりました・・・以前吉野町「日枝神社」に同じ窪みを見た事があり、そこには「とんぼ釣り」の植物を子ども達が何代にもにも渡って擂りつぶした跡だと説明されていました・・・

子ども達の嬉々とした笑い声が聞こえて来そうでした・・・  

人の命を弄ぶ君の未来には

一体何が待っているんだろう

自らの命が終わる時

君は一体誰を想うのか　

父か母か妻か子か

そして弄んだ命か  

伯母は99歳になり、老人ホームで暮らしています・・・そんな白寿の伯母が「詩文集」を出しました・・・名づけて「老いる」・・・このところ体力的に大分落ちて来た伯母は部屋やケアルームなどで、自分の思いを綴っていまして、それを娘たちが、小さな詩文集にしたものです・・・

伯母が日々どんな気持ちで過ごしているのかがとても良く理解出来た気がします・・・でも99歳の伯母の心、まだまだ本当の意味で理解できるかと言いますと、それはどうなんでしょうか・・・


詩文の一題「耄碌」です・・・自然の成り行きに任せて生きていると思う伯母にも、「耄碌」は、やっぱり自分が壊れて行くという事実として捉えているんでしょうね・・・

この詩文集、90歳過ぎた義母にも贈りました・・・私たちとはまた違った感じ方をしてくれるのではないでしょうか・・・  

今日は一ヶ月に一度の掛かり付け医院への受診日・・・病院を変わると再検査など厄介だと思い、前職場近くの医院に通っています・・・今日一ヶ月振りの受診をしましたら、思っても見なかった懐かしい調理場パートのHさんに出会いました・・・Hさんは若い身空で幼いお子さんを育てられていて、前職の内はほとんど会話もありませんでしたけれど私の心には深く印象が残っています・・・

お子さんは5歳になったとの事、そして母子の施設から、脱皮して借家に住んだ事・・・医院の待合室でのほんの数分の会話でしたが、会えて話して思うことは、前の職場で天塩かけたと自負していた、どの職員よりも、懐かしく嬉しかったですね・・・

さて、今日はハンバーグですが、前に紹介した「ブロンコ・ビリー」の100%ビーフのようなのはとても予算的に無理・・・合挽き肉に、玉ねぎの微塵切りを合わせる訳ですが、今日のホームには玉ねぎ長ネギが全て苦手な人がいますので、玉ねぎを飴色になるまでじっくりと炒めたものを混ぜ合わせました・・・これが、思いがけなくも上手く行きました・・・つなぎは玉子にパン粉です・・・パン粉に牛乳をなんてものの本にありますが、何だかビショビショになるような気がします・・・
合挽き肉も出来るだけ品質の良いものを求めた方が、良いようです・・・

Hさんとは、多分もう会う機会はないと思いますが・・・私の前職場にパート(私もパートですし)職員として勤め続けていらっしゃるとの事、心から頑張れとエールを送りたいですね・・・ついでに私自身にもね・・・


  

歩いたりバスですと、何の迷いもなく行き着けるのですが、車だと結構難しいのです・・・寺家ふるさと村・・・

この辺は半世紀位前は多分鴨志田(かもしだ)と言う里山だった記憶があります・・・田奈弾薬補給廠(現子供の国)前で子ども時代の一時期を過ごした私に取りまして、懐かしい遊び場でもありました・・・


むじな池との事ですが、私の記憶では「じじ池」か「ババ池」だったような・・・鴨志田町って今でこそおしゃれな住宅地になってしまいましたが、その昔はこの寺家ふるさと村と同じ里山でした・・・


記憶通りの池ならば、この池を探検していた子供の私の足元にバラバラと散弾が降って来たこともありましたし、当時は狩猟が自由だったらしく、赤い散弾銃の薬莢が転がっていましたっけ・・・色々な記憶が同時に吹き出す思い出深い「寺家ふるさと村」でした・・・
  

無辜無抵抗の命に

武器を振り翳す君・・・

君は父母の愛を知らざりしか・・・

君は命を愛する術を知らざりしか・・・

君を愛した命を知らざりしか・・・  

まだまだ、海で遊んで居たかったけれど・・・

残念ながら捕まっちまった!!・・・

こうなったら、「あ、うん」の呼吸で旨い煮魚になってやろうじゃないの・・・

ああ?どうだい!相棒・・・うん!そうだな、パックの相棒!!!・・・  

中原街道沿いのこのお店・・・素っ気ないの一言・・・


これが、中原街道です・・・仕事の前に、色々と探索していまして、こんなまさに素っ気ない」お店発見・・・



「素うどん」に「素ラーメン」ですって・・・この看板の真下にこの店の入口があると思い、ガラリと開けましたら、何とそこは厨房でしたが、店主は何の違和感すら感じさせず「こちらへ・・・」ってお店に導き入れてくれました・・・

素うどんはなんとなくかけうどんのような気もしますが、「素ラーメン」ともなると何だろうな?そこで早速、その「素ラーメン」を注文・・・ラーメンに何の具(メンマとか、チャーシュウとか玉子とか)も乗っていないのを想像しましたがほぼ当たりました・・・真ん中に申し訳程度にワカメが少々・・・その代わりいくら使っても良いよとばかりに、ドーンとラー油の瓶が添えてありましたっけ・・・

いいね、いいね！！・・・何だかハマりそう・・・  

先日武蔵小杉の西明寺を紹介しました・・・中原街道が現在のそれとほとんど変わらずに存在することに驚かされましたが、この街中の地図と古地図を比較すると・・・



全く同じであることが分かります・・・


古地図では下に見える多摩川が少し近いように思えますが、実際に近かったのか縮尺の関係かそれは分かりませんけれど、中原街道は昔からそのまんまのようです・・・

上の古地図と比較する為に敢えて地図を逆さまにしてみました・・・


そして、この中原街道沿いに明治のはじめ、醤油屋が出来たと言うお店が残っていました・・・

私の母の実家が、滋賀県辺りの醤油屋と記憶していますからかも知れませんが、何となく醤油屋を素道りできないんですよね・・・



そしてまた、この辺りの「庄屋」のお屋敷跡もありました・・・２年間、何となく買い物でウロウロしたところにこう言った楽しい歴史的意味を知ると何だか嬉しい思いです・・・




  

最近、魚料理が多いと述べましたが、数多くの世話人さんの中で「shin」さんと言えば「魚料理」などと利用者さんは思っているらしく、メニューを訊く祭に「肉が良い?魚が良い?」と質問しますと私には「魚」と答えてくれます・・・多分肉料理が得意な人には「肉」と答えているのかも知れませんけれど・・・


・・・と言うことでこれはまだまだ出回っているサンマを圧力鍋で調理した「梅生姜煮」です。むろん骨まで食べられます・・・


これは鱈のホイル蒸しです・・・味付けは日本酒とポン酢だけ・・・人参やきのこから結構美味しいエキスが出て充分美味しいです・・・でも、アルミホイルの着物、もう少し美しく脱がして欲しかった、なんてね・・・
  

西明寺を訪ねた後、寺の佇まいを心に思い描きながら作りました・・・今日は珍しく圧力鍋を使わずにハンバーグ作りました・・・



余りにも大きく形成し過ぎで中まで火を通すのに苦労しました・・・右上は卯の花炒りですがもちろんオカラから作りました・・そして玉子焼き・・・玉子はハンバーグのつなぎに使用しましたので、残りの玉子活用です・・・
  

中原街道沿いの西明寺というお寺を初めて訪れました・・・ここは料理を供するグループホームの近くで買い物でうろうろとする場所ですが、何時も素通りの場所・・・そして馬込の我が家の墓所へ向かう時に車で通る中原街道でもあります・・・少し時間に余裕がありましたので前から気になっていたここへ寄ってみました・・・



びっくりする位規模の大きな素晴らしいお寺でした・・・鐘楼もあって、大晦日にはホームの利用者さんも鐘を打ちに行ったとか・・・
西明時の入口にこんな昔の地図がありました・・・中原街道沿いに家々が並び、ここ西明寺から右に左に45度折れ曲がっていますが何とこの折れ曲がり道路は現代もそのまま・・・道が狭くて車を避けながら歩いていましたが、この狭さも江戸時代サイズそのままなんですね・・・

そして、この辺は「御殿町」とか「陣屋町」と言われますが、徳川家２代目将軍(秀忠)が御殿を構えた場所、そして中原街道の本陣所在地だったのです・・・この簡単な地図から読み取れました・・・
  

12ヶ月法令メンテナンスでしたが・・・全く異常なし・・・

メンテナンスを待つ間に「グランベリーモール」を散策・・・特に見るべきものもない中、モールの端っこでちょこっと富士山の頭が見えましたっけ・・・

メンテを終えたその夕方、終えたばかりの車で、センター南の「ロピア」へ買い物に・・・私が還暦の頃には想像も出来なかった日常を送っている事の不思議さをつくづく実感するこの頃です・・・

車は「乗せて貰うもの」って思想で暮らして来た私にとりましてはね・・・  

白髪ねぎメーカーをゲットしてから次の職場に向かう前、少し時間がありましたので武蔵小杉から新丸子へ向かってブラブラとしていましたら、偶然に富士山を見つけてしまいました・・・

ある神社の境内でした・・・神社の名前は忘れてしまいましたが、何でも昭和30年代に新丸子周辺活性化の為に建立されたらしいです・・・


夜勤明けと次の日勤仕事でヘロヘロになった私に、このインチキっぽいミニ富士山から大いに活性化された気分でした・・・
  

去年から白髪ねぎにこだわってはいるのですが、実は本当の「白髪ねぎ」の何たるかを知りませんでした・・・白髪や糸のように細いものをイメージしていましたが意外と太いのです・・・フォークで作るのとそれ程変わらないのも分かりました・・・

今日、夜勤の帰りに東急ハンズに寄りましたら、ありました、ありました「白髪ねぎ」製作器・・・しかも、ねぎの小口切りの機能までついています・・・

早速今日は魚料理をしながらこのおもちゃで思い切り遊んでしまいました・・・これで作った白髪ねぎを冷たい水に晒しますと、見事にクルクルとカールするんですよ・・・  

知らない間に年が明けて新年になりました・・・年賀状の整理(・・・と言うほど来ませんが)をしている内にふと外を見ると、何と雪がチラついていました・・・正月早々雪とは嬉しいような気分でしたが間もなく降やんでしまいました・・・



息子夫婦と孫、今年は北海道に行っているらしい・・・孫はきっと北海道で大立ち回りをしているのかなぁ・・・

ところで、今年の抱負は色々とありますが、終の住処を見つけたい(本当はGピアノが置けて小さくても庭付きの家が欲しいなどと非現実的な夢物語)・・・小銭稼ぎの仕事からもう少し身入りの仕事をしたい・・・小説を書きたい・・・外国語、特に韓国語をマスターしたい・・・

本当に夢は尽きませんけれど・・・

皆さん、新年おめでとうございます・・・