2008年04月30日

失礼しちゃうわ・・・

今年やっと伯母を訪ねる事ができました・・・お土産は?と聞きますと、散歩がしたいわ・・・

伯母は、元バイオリニスト、そしてウインドウズXPのPCを駆使するスーパーおばあちゃんです。

一人での散歩は、その辺で転倒したりして帰れなくなっても困るからと、滅多に外へ出ないそうなので、女房殿と一緒に、散歩にお付き合いしました。散歩と言ってもほんの500m程度をゆっくりと歩きましたが、久し振りの青空がとても嬉しかったと言ってました。

その92歳の伯母が嘆いていました・・・「後期高齢者」なんて言葉はきっと若い人が考えたんでしょうけれど、本当に失礼しちゃうわ。それに、何の予告もなしに、年金からいきなり引き落とされてしまうのも、失礼な話しだわ・・・私も何となく耳にしていた「後期高齢者」の言葉、実際にそういう心ない言葉でくくられてしまうのは当事者にとっては、失礼極まりないんですね。  


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2008年04月27日

シンピジューム・・・

私が、自宅で音楽を教えていた頃ですから、かれこれ20年以上前のことなのですが、父兄から一鉢のシンピジュームを頂きました。



そのシンピジュームは毎年花を咲かせ続けて、大鉢に成長しました。今年は何時もの年よりも、見事に咲いていますが、20年以上も狭い我がベランダで咲き続ける、生き続けるシンピジューム・・・天晴れ!!  


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2008年04月27日

育った場所・・・

懐かしさと、懐かしくもない複雑な気持ちで、訪れた〇十年振りの、私の通学路でした・・・



正面遠くに見えるのが、6年間通った、横浜市立田奈小学校です。もっとも私が通っていた頃は、木造の何処にでもあった尋常小学校でしたけれど・・・

そして、この通学路の左右には家など一切ない畑の中の細い道で、この坂道も、雨の日などは滑り落ちそうな泥道でしたけれど、道端の植物や、畑の作物や虫たちと遊ぶことには事欠かない楽しい道でもありました。

実は私は学区外から通っていて、こちら方向に帰る級友は一切いなくて、一人で通ったのですが、友だちとワイワイと通うよりも、一人で気ままに遊びながら通う方が好きだったように思い出します。

田奈小学校付近のこの田園風景は、昔のままです。この田んぼの中を、物心ついた頃から飼っていた「ハッピー」という名の雑種犬と駈けずり廻りました・・・そして不思議なことに、周りの景色はかなり変わってしまって、車の往来なども全然違いますが、感じられる空気は昔のままで、抵抗なくスッとこの景色の中に自分が溶け込んでしまうような心持ちがしました。これが懐かしいと言う気持ちなんでしょうね・・・  


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2008年04月26日

崎陽軒のシウマイ・・・

横浜人の私にとりまして、崎陽軒のシウマイ(シューマイではありませんぞ)には色々な思い入れがあります。

私の子供の頃は、横浜駅にしか売っていなくて、父親がメーデーなどで上浜すると、お土産はこれでした。

私が、20歳代の時、伊勢佐木町の楽器屋に勤めていた頃も、ちょっと気の効いた「つまみ」も横浜で途中下車して購入したのが、この「シウマイ」でした。

その後、某楽器メーカーの音楽講師になりましたが、発表会があると楽屋で出た弁当は、この崎陽軒の「シウマイ弁当」でした。

私の高校時代の友人、コントグループ「ニュースペーパー」のマネージャーS君の弟が、崎陽軒の工場に勤めていました。

日持ちのする真空パックもあるのですが、この崎陽軒のシウマイは、温めないで、冷えても箱のまま頂くのが一番美味しいように思えますけれど・・・pig  


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2008年04月24日

蕗の煮物・・・

野蕗がそろそろ出回り始めました。栽培された大振りの蕗もまた良いのですが、私は、野蕗(野生の蕗であちらこちらに生えてます)が大好き、昔は雑貨屋の店先に農家が持ち込んだ野蕗の束が売ってたりしましたが今は、産直のお店で手に入る位です。


農協の産直コーナーで売れ残りの野蕗を一束だけ見つけましたが、5~6本で200円。購入はしたものの、値段が高い上、キャラブキにするには量が少ないし、と言う理由で葉っぱごと蕗の煮物にしました。苦味がしっかり残っていて、それがまた、たまらなく美味しかったですよ・・・もう少し出回ったら、是非キャラブキにしましょう・・・rice_01  


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2008年04月23日

根岸「柳下(やぎした)邸」・・・

横浜で、鉄や銅の商いで財をなした、柳下さんの邸宅を訪れました。


この柳下さんのお宅は、平成12年までは、実際に一族がお住まいだったそうですが、平成15年に横浜市が買い上げて、一般公開されるようになったそうです。


この建物は大正8年に建造されたそうですが、豪商のお宅と言うには、かなり質素な感じを受けました。

この洋風の建物の横には、和風の建物が続いていて、中も拝見出来ましたが、本当についさっきまで人が住んでいたような思いがします。人の息遣いがもう感じられなくなった、古い保存農家のような寒々しさは少なくとも感じませんでした。


洋館の中の調度品です・・・こんな机に向かって勉強したら、どんなにか集中できるのでしょうか?




使っていた人が豪商でありながら、いかに質素であったかが、そこここに感じられるような内部でした。
このようなシャンデリアにも、そんな思いが伝わるような気がしました。


私は若い頃にTVで観たドラマ「あ・うん」(向田邦子)が懐かしく思い出されました。この柳下邸の玄関が、水田仙吉(フランキー堺)の家の玄関で、門倉修造(杉浦直樹)が、白のスーツに白のパナマ帽で「よう!」と、入って来るような幻想に一瞬とらわれました・・・
と入って来るような、  


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2008年04月19日

ズーラシア・・・

ズーラシアに行って来ました。調理で作ってもらったお弁当を持って・・・

このズーラシア、私の住所からそれ程遠くないのに、息子は幼い頃あまり動物園に興味がなかったせいか、一度も来た事がありませんでした。

各職員1名に5名位の利用者が付いての散策でした・・・私と行動を共にした利用者ですが、プライバシーを守る為に眼鏡をかけてしまいましたが、皆さんはくつろいでいる様子でした。


象だぞう・・・何か他の動物園の象より肌に張りがあって元気な感じでしたが、環境が良いのか、若いのか・・・


ウリ坊です・・・横にいるのがお母さんイノシシで、今から授乳が始まります。


ズーラシア名物「オカピ」です・・・絶えず動き回っていますので、シャッタースピードが間に合いませんでした。決して「そんなのかんけいねぇ!」をしている訳ではありませんて・・・


この動物園は、動物の展示と言うよりも、むしろ自然が強調されているような印象を受けました・・・自然も中々良いですね。ずっと以前に三保市民の森と言う自然公園を散歩していましたら、このズーラシアの裏へ出てしまった事があります。自然公園の延長のようなものなんですね・・・

これは、中国で発見されたと言う化石植物「メタセコイア」です・・・


これは、「シャガ」です・・・森の暗がりにひっそりと咲く地味な花ですが、何とも言えない味わいが私は大好きです。


雨が降るかも知れないし、時々ポツポツと軽く降っていましたが、どうやら、降り込められる事もなく無事に散策する事ができました。動物園と言うところは、老いも若きも、楽しい気分になれますね。  


Posted by shin344 at 12:13Comments(2)日記

2008年04月15日

彦助のラーメン・・・

センター南の「彦助」というお店で、ラーメンを食べました。

あっさりとした、これが「魚介系」のラーメンと言われるものなんでしょうね。私には鰹節の味がとても懐かしく感じました。

良く、「ラーメンのスープが懐かしい魚介系」なんて評がありますが、その評を書く人って、本当に鰹節を削って、出汁を取った味噌汁なんかを食べたことあるんでしょうかねー。

それはともかく、私は祖父母の家に行くと、まず、鰹節器で削り節を作って、それを八丁味噌の味噌汁にしてご馳走してくれたので、そんな意味で、何とも懐かしい味でしたけれど・・・noodle_01                 旨かった~~♪♪  


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2008年04月12日

おちょこ・・・

この前の台風のような風雨(春一番か二番の時)の時、利用者さんの一人が職場に帰って来るなり、「傘が、おちょこになっちまったよ~!」と騒いでいましたが、私は子どもの頃から傘が「おちょこ」なる状態を経験していましたから、直ぐに反応できました。でも関西地方出身の職員さんは、「おちょこ?」というような反応でした。その利用者さんは私と同い年の横浜生まれ横浜育ちの「浜っこ」でした・・・

傘が風に煽られて、この猪口(ちょこ)のような状態になってしまうことですが、折り畳み傘以外は、この「おちょこ」状態になると、もうそれで、終わりです・・・おちょこになって、捨てられた傘が、多かった事・・・10や20ではありませんでしたが、「おちょこ」なったからって、そのまま捨て去るのも、マナーとして困りますよね。それにしても「おちょこ」って、他の地方ではあまり使わないって言う方が不思議な印象でした・・・  


Posted by shin344 at 20:47Comments(4)日記

2008年04月11日

天上天下唯我独尊・・・

子どもの頃、一度だけお釈迦さまの像に甘茶をかけて、それを頂いた記憶があります・・・育った近くのお寺「徳恩寺」でした・・・甘味の不足していた頃でしたので、とても甘くて、旨かった・・・face03


その時に聞いた言葉「天上天下唯我独尊」という事、私は最近まで、お釈迦さまと言うのは、天上でも天下でも、尊いのは私一人しかいないという意味だと、思っていました・・・な、なんと「自己中」なお方とさえ思っていましたが、実は違うんですね。

人の遺伝子は46個の染色体の上に並んでいて、両親から受け継いだそれぞれ23個ずつが同じ形のもの同士、ペアになっているのだそうです。つまり人は、2(両親)の23乗×2の23乗=2の46乗、つまり約70兆・・・70兆分の一として生まれて来るんだそうです。しかも、この命は人類誕生から未来に渡って私と同じ人は存在し得ないという事です・・・「天上天下唯我独尊」・・・つまり私たちは唯一無二の存在として、一人一人が侵される事のない存在として生きていると言うことなんですね。

私も色々と落ち込んだり、悲しんだり、人を憎んだりしていますが、70兆分の一として命を授かった以上は「唯我独尊」でもうちょっと頑張って見ようかなぁ、もう少し人間を愛して見ようかなぁなんて・・・  


Posted by shin344 at 20:21Comments(1)日記

2008年04月09日

うつの入り口・・・・愚痴

人間には「運気」というものがあるように思えます・・・

年度変わりに職員が2名辞めました。再出発に栄光あれかし、と激励はしたものの、ガッカリしてしまいました・・・再出発する職員は、これからが大変だとは思いますが、ある意味気分転換にもなるでしょうし、半分は羨ましい気持ちもありました。私も何だか生きるのに飽きて来たし、運気もテンションも下がる一方だし、仕事上であまり役に立っていないようですし、辞めてしまおうかなー、なんて脳裏をかすめます・・・これが老人性うつの入り口である事、理屈では、分かっている積りでも、自分の気持ってドツボにはまると、中々思い通りにならないものですね・・・icon15icon10                   川面に浮かぶ役目を終えた桜の花びらです・・・  


Posted by shin344 at 20:24Comments(6)日記

2008年04月07日

入院付き添い・・・

みなとみらい地区が彼方に展望できる、素晴らしいロケーション、そして、最新華麗な設備のこの大学病院・・・


でも・・・入院する人にとって見れば、どうでも良い事なんだろうなーと思えます。ましてや病気についてしっかりと告知を受けて、抗癌剤投与の為の入院となればなおさらでしょうね・・・  


Posted by shin344 at 20:51Comments(4)日記

2008年04月06日

グリーンライン走破・・・

日吉から中山まで、市営地下鉄グリーンラインが開通しました。先週の休みにセンター北から日吉、そして今日は中山へ初乗車して来ました。

日吉・・・この町へは、若い頃、編曲法を学びに通いました。分からなくて通うのが辛かったり、二日酔いだったり、あまり身に付いたとは思えませんが、人生をアレンジする為の技術位は得られたのかな・・・icon10

中山・・・この町で父親が中学教師をしていたり、私も、3年間、高校へ通うのに中山からバスを使いました。忘れられない町です・・・初恋の人とバスで一緒になるのが楽しみでしたけれどね・・・face05

  60年も横浜に住んでいますと、ありとあらゆる町に色々な思い出があふれるものです。  


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2008年04月04日

散る桜・・・・

벚꽃이 진다 남아 있던 벚꽃도 이윽고는 지는 벚꽃입니다(良寛)・・・散る桜 残る桜も 散る桜(良寛)



還暦過ぎると何だか、精神的にも体力的にもガタガタっと来る感じです。医者いらずと思っていた同い年の友人が体調不良で精密検査などと聞いたり、私自身も、健診の結果、ろくでもない数値が出たりで、もうあきまへんなーface10

良寛さんの一句、ずっと知っていましたが、最近の私にこそ心に染みる言葉です。友人の検査結果が気になる今日この頃です・・・sakura_01  


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