晩酌の友と独言日記・・・

反則キップなんて嫌な事は忘れて、根岸駅前で待ち合わせて友人と三渓園で遊びました・・・

横浜の豪商「原　富太郎(三渓)」が各地から移築した貴重な建物の数々が園に配置されています・・・

財力にものを言わせてあちこちの建物を買い取ったと最初は思いましたが、園内を廻っている内に、そうとばかり言えないのではないかと思えて来ます・・・





三渓園のシンボル的なこの燈明寺三重塔はじめ同寺の山門が移築されていますが、この燈明寺は廃寺になり、朽ち果てるなり、壊される運命にあったそうですが、それを原　三渓が買い取ったとの事です・・・


逆に考えますと、原　三渓が買い取らなかったら、この塔や山門は永久に人目に触れなかったとも言えます・・・







三渓園にはこんな風景が本当に似合いますね・・・










そしてこんな風景も・・・






ところで、こんな三渓園が先の戦争で空襲を受けています・・・それにより何棟かの貴重な建物が失われました・・・何故なのかは、良く分かりませんが・・・








爆撃をしない文化財などのリスト(ウオーナーリスト)なる存在があり、三渓園もそのリストに入っていたのです・・・

高射砲陣地があったとか、誤爆だったとか色々な説があるそうですが、所詮戦争は破壊です・・・

人類の素晴らしい遺産を易々と破壊する、中東辺りに居る、あの暴力集団の所業を見れば分かります・・・