晩酌の友と独言日記・・・

コンビ―二・ディ・コレスタという合唱団は合唱連盟などの重鎮「松村　務」氏が主催する混声合唱団です・・・アマチュアの中ではかなり実力のある団体です・・・混声なのでおかあさんコーラスなどには出ては来ませんが噂には聞いていましたので楽しみにしていました・・・
混声は音の厚みもあり、とても好きで私も昔、ある混声合唱団に入っていた事もあった程です・・・

しかしながらこの「コンビ―二・・・」のハーモニーが素晴らしく松村氏の力の入れ具合が分かりました・・・

素晴らしい響きを聴きながらちょっと不遜な事を考えてしまいました・・・現代音楽を手がける人には申し訳けないのですが、音楽を含めたほとんどの芸術が既に15,6世紀頃に完成してしまっている思いです・・・バッハ・ベートーベン・モーツァルト等などを超えた音楽ってあるのでしょうか?

この演奏会でも新しい試みと言うか明治以降に日本語で西洋音楽に乗せる作業が連綿と続き、この演奏会では日本語の響きと静寂の組み合わせを行っていて中々素晴らしいとは思いましたが反面日本語を乗せるメロティーや和声は、やっぱりバッハ達が完成させたものだと思いました・・・もちろん捻くれた私見なので演奏された皆さんを誹謗するものではありません・・・



演奏会が開かれたのは勝鬨の第一生命ホールです・・・今話題の築地市場や豊洲の界隈で文句なしの大都会のど真ん中です・・・

中々のロケーションですが、こんな所に住んで見たいとは思いますが、死ぬまでと言うか死んでも無理でしょう・・・



帰りはちょっと頑張って東京から新幹線で帰りました・・・そして新横浜で崎陽軒の特別シウマイ弁当を購入して遅い夕食でした・・・

「コンビ―二・・・」の演奏会でひとつ気が付いたのは老妻が所属する合唱団のボイストレーナーが一兵卒として参加していたのも印象的でした・・・