2008年04月23日
根岸「柳下(やぎした)邸」・・・
横浜で、鉄や銅の商いで財をなした、柳下さんの邸宅を訪れました。

この柳下さんのお宅は、平成12年までは、実際に一族がお住まいだったそうですが、平成15年に横浜市が買い上げて、一般公開されるようになったそうです。

この建物は大正8年に建造されたそうですが、豪商のお宅と言うには、かなり質素な感じを受けました。
この洋風の建物の横には、和風の建物が続いていて、中も拝見出来ましたが、本当についさっきまで人が住んでいたような思いがします。人の息遣いがもう感じられなくなった、古い保存農家のような寒々しさは少なくとも感じませんでした。

洋館の中の調度品です・・・こんな机に向かって勉強したら、どんなにか集中できるのでしょうか?

使っていた人が豪商でありながら、いかに質素であったかが、そこここに感じられるような内部でした。
このようなシャンデリアにも、そんな思いが伝わるような気がしました。
私は若い頃にTVで観たドラマ「あ・うん」(向田邦子)が懐かしく思い出されました。この柳下邸の玄関が、水田仙吉(フランキー堺)の家の玄関で、門倉修造(杉浦直樹)が、白のスーツに白のパナマ帽で「よう!」と、入って来るような幻想に一瞬とらわれました・・・
と入って来るような、

この柳下さんのお宅は、平成12年までは、実際に一族がお住まいだったそうですが、平成15年に横浜市が買い上げて、一般公開されるようになったそうです。

この建物は大正8年に建造されたそうですが、豪商のお宅と言うには、かなり質素な感じを受けました。
この洋風の建物の横には、和風の建物が続いていて、中も拝見出来ましたが、本当についさっきまで人が住んでいたような思いがします。人の息遣いがもう感じられなくなった、古い保存農家のような寒々しさは少なくとも感じませんでした。

洋館の中の調度品です・・・こんな机に向かって勉強したら、どんなにか集中できるのでしょうか?

使っていた人が豪商でありながら、いかに質素であったかが、そこここに感じられるような内部でした。
このようなシャンデリアにも、そんな思いが伝わるような気がしました。
私は若い頃にTVで観たドラマ「あ・うん」(向田邦子)が懐かしく思い出されました。この柳下邸の玄関が、水田仙吉(フランキー堺)の家の玄関で、門倉修造(杉浦直樹)が、白のスーツに白のパナマ帽で「よう!」と、入って来るような幻想に一瞬とらわれました・・・
と入って来るような、
Posted by shin344 at 20:06│Comments(2)
│日記
この記事へのコメント
はじめまして 静岡のオチコです。
いわゆる横浜の異人館、東京の岩崎邸や鳩山邸も立派ですが、あちらには無い人間の生活臭みたいのが感じられますね・・・・
一度訪れたいと思います。御紹介ありがとうございました。
いわゆる横浜の異人館、東京の岩崎邸や鳩山邸も立派ですが、あちらには無い人間の生活臭みたいのが感じられますね・・・・
一度訪れたいと思います。御紹介ありがとうございました。
Posted by オチコ at 2008年04月23日 21:17
☆オチコさん。はじめまして。
私の職場がこの近くにありまして、
時々このお宅の前を通りましたが
ちょっと立派なお宅だなぁーと
思っただけで通り過ぎた記憶があります。
それ程、周りの景色にも溶け込んでいて
住んでいる人に迷惑なので敷地内に
入る事がためらわれるような気が
していました。
管理をされている中年の女性が
それは熱心に説明して下さいましたし、
このシャンデリアの間も、
関係者立ち入り禁止の札も
ありましたが、床が抜けると困るので
と言う前置きで、5人だけ、中を
見せて下さいました・・・
ほんの小さなスポットですが、是非どうぞ
お越し下さい。
私の職場がこの近くにありまして、
時々このお宅の前を通りましたが
ちょっと立派なお宅だなぁーと
思っただけで通り過ぎた記憶があります。
それ程、周りの景色にも溶け込んでいて
住んでいる人に迷惑なので敷地内に
入る事がためらわれるような気が
していました。
管理をされている中年の女性が
それは熱心に説明して下さいましたし、
このシャンデリアの間も、
関係者立ち入り禁止の札も
ありましたが、床が抜けると困るので
と言う前置きで、5人だけ、中を
見せて下さいました・・・
ほんの小さなスポットですが、是非どうぞ
お越し下さい。
Posted by scemo3440 at 2008年04月23日 21:39