晩酌の友と独言日記・・・

我が家に避難中のおばあちゃん・・・足腰が弱くなって、ほとんど動く努力をしないので、青葉区の社会福祉協議会から車椅子を借りて、散歩に連れ出しました・・・



車椅子は一ヶ月契約で貸してくれました・・・事情を電話して社協に着いた時には、もう既に用意をして待っていてくれましたっけ・・・ありがたいことです・・・

近くの美しが丘公園で、日向ぼっこをしました。この公園は20数年も前に息子が自転車乗りの練習をした場所です・・・日曜日とて、子ども達がサッカーをしたり、一輪車の練習をしたり相変わらず賑やかでした。自転車に乗れるようになった息子が自慢気にニコニコとしていた姿が目に残っていますし、その頃には、まだこの世に生まれていなかった子ども達の声が満ち満ちている不思議さにしばし時を忘れました・・・


公園の真ん中にそびえるヒマラヤ杉・・・下で遊ぶ子どもは変わっても、この杉の佇まいは変わらないなぁ・・・私の最初で最後に書いた小説「海鳴りの樹」のモデルですがもちろん世の中に出せるような代物ではありませんし、原稿も何処へ行ったのやら主人公の少年が、父親の後を追ってこの木に登ったら、木の上で太平洋戦争中の戦艦にタイムスリップして、艦長と運命を共にした祖父と会ったり、凄惨な戦闘に巻き込まれたりする名（迷）作です・・・

おばあちゃん、久し振りの虫干しをして、心安らかになったご様子・・・