2008年01月27日

松林図屏風・・・

松林図屏風・・・


今日の「新日曜美術館」でこの松林図屏風が紹介されていました。この絵は東京国立博物館に所蔵されている桃山時代「長谷川等伯」の作品です。下調べもせずに、博物館に何度かこの絵を観に行きましたが、未だに実物を観ていません。でも、私は世の中で一番美しい絵だと思います。霧の中に毅然と立つ松林を表したものですが、この霧で見えない部分に、この絵を観ている私のありとあらゆる心象風景が見えてくるように思うのです。

モーツァルトの音楽が神がモーツァルトを以って語られる神の領域の産物だとすれば、この「松林図屏風」もまた、神の領域で作られたとしか思えないのです。情報によると、夏頃に国立博物館で公開されるそうですから、今年は頑張って観に行こうっと・・・

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Posted by shin344 at 18:45│Comments(2)美術
この記事へのコメント
こんにちは♪

思い入れのある作品に実際に出会えるといいですね。

学生時代に鎌倉美術館で見ることが出来た、
キリコの彫刻や絵画に感銘を受けたことがあります。
それまでキリコのことはまったく知りませんでしたが、
たまたまキリコ展が行なわれていて、出会うことが出来ました。
Posted by バック at 2008年01月29日 16:40
☆バックさん。今年こそ会いたいですね。私にとって一番
苦手なことは、計画的に行動することですが、会う為には
展示日の下調べをする積りです・・・

キリコの絵画って独特ですよね。私にはあまり分からない方
なんですが、感性が先に反応してしまうと言う不思議な事は
こういった美術を観ると起こることがありますよね。私は
箱根彫刻の森でピカソの絵や彫刻に出会った時に
そんな感じがしましたよ・・・
Posted by scemo3440 at 2008年01月30日 19:43
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