2006年12月16日

「硫黄島からの手紙」観ました・・・

今日は土曜日なので、混むかなぁと思いつつも、「硫黄島からの手紙」を観にいきました。「硫黄島からの手紙」観ました・・・

アメリカ人(C・イーストウッド)の作る日本映画なんぞ、今まで、日本を扱った映画の陳腐さに辟易している私は、問題にもしていませんでしたが、観た後の感想は、意外に陳腐ではありませんでした。
あの様な殺し合いを、普段は一市民として生きている米国と日本の兵士達、何で、行なわなければなかったのか、彼等の生死が、今の私達にどんな意味をもたらしたのか、C・イーストウッドは語りかけているような印象を受けました。彼等と第三者的に言ってますが、私達の父であり祖父である訳です。私の伯父もこの戦争で、駆逐艦もろとも戦死していますが、私はこの死の意味が一体何だったのだろうと問いたくて、ブログなるものを起こしたのは確かな事です。

日本人にとっては、辛いですが、良い映画でした・・・C・イーストウッド監督に拍手です!!

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Posted by shin344 at 20:33│Comments(4)映画
この記事へのコメント
映画良かったんですねー。
私、どうも昔から戦争映画って苦手で、自分から見に行ったことないんですよ。

でもTVで子供の頃見ていた終戦前後のドラマとかは、貴重な叔母たちの体験の話と合わさって、戦争の悲惨さを体験できる大切なものでした。
今の子供達にはそういう体験も、少なくなって敗戦国なんて実感のない現実ですね。今なお戦火の消えない世界と同じで・・・・
Posted by kcorin at 2006年12月17日 16:07
☆kcorinさん。私も戦争物は好きではありませんよ。好きではないと言いつつも、日本が絡んだもの、戦争を描きつつも反戦のメッセージがあるものは結構観てますね。日本が絡むと言いましたが、今までのアメリカ映画は日本人が虫けらのように殺されるのに、自分達の死は厳粛に受け止めると言った黒白はっきりしたヒーロー物で嫌いでした。
本当に今の日本で戦争を語る人も居ませんし、子供達もそのような事がなかったように生きていますが、きっと、あの戦争で悲惨に死んで逝った兵士達も自分の孫子がこういう平和な生活を出来るように犠牲になったと思う事で、あの戦争の意味を考えています。そう考えないと、戦死者の全てが浮かばれない気持です。でも、今、各地での戦争・・・人間て、愚かしい事を繰り返してますよね。そんな意味でもこの「父親達の星条旗」と「硫黄島からの手紙」の2部作は、多分、世界に誇る事が出来る画期的な作品かも知れませんよ。C・イーストウッドの精神性、見直しました・・・
Posted by scemo3440 at 2006年12月17日 19:44
この映画、私も見たいと思っています。
父親たちの。。。に引き続き、また日本の兵士達のお話もまた全然違った意味で 戦争の悲劇を考えさせてくれるんでしょうね。
今年は見に行くの、無理そうなので、年が明けてちょっと落ち着いてからゆっくり見に行こうと思っています。
Posted by Ziggy at 2006年12月18日 19:48
☆Ziggyさん。日米両国民の心が理解できるZiggyさんの感想を楽しみにしています。暗い映画ですが・・戦争の映画が明るく楽しい訳はありませんけれど・・二宮君の明るい演技が光ってましたよ。
Posted by scemo3440 at 2006年12月18日 20:10
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