2007年11月17日

2000年の眠りから・・・

横浜市歴史博物館の見学コースに、2000年前の住居や村、墳墓の跡などを残した「大塚・歳勝土遺跡公園」があります。私のとても気に入っている散歩コースでもあります。

土俵のような場所は2000年前の住居の床、ポコポコと開いた穴は柱を立てた跡です・・・この中で、人々が食べたり、寝たり、子供が泣いたり、夫婦喧嘩したりしていたんでしょうね。一つの住居跡には、5~6人家族位までは生活できたそうですよ・・・電気もガスもないですけれど、きっと豊かな生活だったのではないでしょうかねー・・・


2000年前に生きて、何処かへ行ってしまった人たちって、今生きている、私を含めた人たちに、一体どんな意味があったのでしょうか・・・その意味は分かりませんが、神(大きな意味で大宇宙の采配者・・)は無駄なことをするはずありませんしね・・・なんて、古代の住居と現代のマンションをこうして見比べますと、ふと考えてしまいます・・・
この遺跡公園奥には、こういう民家園もあるんですよ。この遺跡公園近くは昔、牛久保村と言いまして、私も、子どもの頃、この辺まで遠征に来て、その静かな田舎のたたずまいを覚えていますが・・・その牛久保村の名主さんの長沢家をこの公園に移したそうです。母屋と馬屋が平行に建てられている、武蔵南部特有の「ヒロマ型」と言う民家らしいです。私の子どもの頃、周りの家は皆、こういう農家ばっかりでしたので、物珍しいこともありませんが、むしろ懐かしい!!・・・こんな家に住んでいた「菅沼くん」「鈴木くん」「田中くん」はどうしたかなぁー・・・



民家裏の、薄暗い竹やぶに咲いていた椿です・・・竹やぶに咲いているので、「藪椿」かなぁー・・・face06

実は今度、職場の皆さんをここの公園へ案内する予定ですので、改めて下見のし直しと言うところでした・・・  


Posted by shin344 at 19:41Comments(2)日記